流れ・ストラクチャー・明暗をヒントにリバーシーバスを攻略!! | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

流れ・ストラクチャー・明暗をヒントにリバーシーバスを攻略!!

シチュエーション2

紀ノ川大橋左岸(和歌山側)

リバーシーバス ストラクチャー8

●ポイント考察…石積み護岸になっており、人気ポイントなのでプレッシャーが高いのが特徴。手前から水深があり、下げ潮時には強い流れが発生するが、その中で常夜灯によってできる明暗部を狙うことになる。シーバスは上流から落ちてくるベイトを狙い、常夜灯の明かりによってできる暗部にステイしている。

●アプローチパターン…下げ潮のタイミングを狙って上流側に釣り座を構える。ただ、前述のように人気ポイントなのでプレッシャーが高く、特に1つめの橋脚回りにいる魚はスレていて口を使いにくいため、飛距離の稼げるルアーで2つめの橋脚回りをメインに狙う。

また、魚のつき場がピンポイント(橋脚回り)なのでルアーを食わせるチャンスは一瞬しかない。キャストミスによってむやみに魚の警戒心をあおるのはNGだ。正確なキャストと慎重なアプローチを心がけたい。

●戦略と使用ルアー…手前から水深があって下げ潮時はかなり流れが速くなるので水噛みがよくしっかりと泳ぐルアーが欠かせない。また大きめのルアーを起用し、波動を生かしてアピールするイメージで狙う。橋脚回りではトゥイッチなどを用いて派手な動きを演出し、リアクションバイトに持ち込む。

ミノーなら12~14㌢、バイブレーションなら28~35㌘、シンキングペンシルなら10~12㌢(20㌘以上)、他にも9~10㌢のヘビーシンキングミノーを使用。飛距離を稼いでルアーをできるだけ長く魚に見せ、バイトのタイミングを稼ぐようにする。

●実釣時の注意…常夜灯の明部(上流側)へキャスト。着水後は素早くベールを返してリトリーブを開始するが、流されたラインのカーブが橋脚周辺をかすめるように持っていき、できるだけタイトに狙うのが理想だ。

リバーシーバス ストラクチャー9
リバーシーバス ストラクチャー10

下げ潮時のアプローチとなるため、下流側からだと流れの影響で橋脚回りをタイトに攻めるのが難しい。その点、上流側からなら流れを利用して橋脚付近にルアーを運べるため、タイトな攻めが実現できる。

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リバーシーバス ストラクチャー11

魚の警戒心が高い人気ポイントではでルアーを長く追ってバイトすることが少ない。魚のつき場を読み、流れの中でそのピンスポットを狙う精度の高いアプローチが要求されるが、それだけにキャッチしたときの喜びも大きい!!

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