【SHORE SNIPER vol.4】ロックショアゲームを楽しむ心構えと意識について | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

【SHORE SNIPER vol.4】ロックショアゲームを楽しむ心構えと意識について

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ウェットスーツスタイルについて

釣友はウェットスーツ、救助された方はウェーダースタイルでした。ここでウェットスーツの特徴を簡単に紹介すると、ウェーダーに比べてほとんど浸水がなく、水の抵抗も少なくなります。さらに運動性、機動性に関してはウェーダーよりも優れています。不意の転倒やちょっとした深みにはまっても問題ありませんし、仮に破れたとしても浸水して冷たい海水が入ってくる以外はほぼ機能の低下がありません。また、決してあってはならないことですが、万が一の落水時もウェーダーではほぼ行動不能ですが、ウェットスーツなら泳げる人であれば数百㍍から数㌔ほど泳ぐことができるでしょう。つまり、安全性ではウェーダーよりも優れているといえます。

一方、ウェットスーツのデメリットとしては、肌に密着しているので蒸れやすく、冬は寒くて夏は暑くなりやすい点があげられます。わずかではありますが水が染み込んで濡れたりもするし、着替えが面倒なので利便性、快適性はウェーダーの方が優れています。

以上、簡単にウェットスーツについてとウェーダーとの違いについて紹介させていただきましたが、くれぐれも誤解しないで下さい。これはウェットスーツなら大丈夫で、ウェーダーがダメという単純な話ではありません。また、ウェットスーツを着用すれば安全というわけでもありません(ウェットスーツスタイルの詳細については改めて別の機会に紹介させていただきたいと思います)。

磯の形状や波、流れなどはエリアごとに違いがあります。それに自身のスキルや経験、体力などを照らし合わせて判断する必要がありますし、濡れずに釣りができるのならどちらも不要というケースもあります。

いずれにしてもその日、そのときの状況で各自安全マージンをしっかり取った適切な装備で磯に立つことが大切です。それと、何より装備以前にアングラー自身が想像、判断して行動することが重要だと思います。それが難しいのであれば磯には行かないか、信頼できる人と一緒に釣行するようにして下さい。みなさんが安全で楽しく、無事に磯での休日を過ごされることを心より願っています。

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2月終盤にランカーをキャッチ!!

磯のヒラスズキゲーム 安全性5

徐々に春の気配が感じられるようになった2月終盤には今季2匹めとなるランカーサイズをキャッチすることができました。
ヒラマサ並みのパワーと重量感で何度も突っ込まれたため、ラインブレイクを避けるために慌ただしくポジションをチェンジ。手を伸ばしてなるべく瀬際から魚を引き離すようなギリギリのファイトで何とかランディングすることができました。キャッチしたのは87㌢、7.5㌔のビッグワン。大きな達成感を味わうことができました。


《使用タックル》

【ロッド】
ゼナック・デフィバーンブラックフィンDB-S116

【リール】
シマノ・ツインパワーSW5000XG
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【ライン】
カルティバ・撃投PEフラッシュ2号

【リーダー】
YGKよつあみ・ガリス FCアブソーバー35Lb
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【ルアー】
タックルハウス・TKLM“12/18”
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Go-phish・TKLM120-GP

【フック】
カルティバ・STX-45ZN(♯3)
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【大野 祐・プロフィール】

ホームの房総エリアでメーターオーバーのヒラマサを数多く仕留めているアングラー。釣況の好不調にかかわらずウェットスーツスタイルで年間を通して磯に立ち、腕を磨くとともに知識を深めている。


【磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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