【アジング】ギャンブル性の高い冬の正攻法は?
アクションを加えて暗部をチェック
反応がない、もしくはよい反応が得られない状況なら立ち位置をかえてアプローチする。アジは活性が高ければ比較的明るい場所に出てきて捕食するが、そのスイッチが入っていない場合はやや暗めの場所に定位していることが多い。そのため、少し移動するだけで釣況(反応)が大きくかわることも。正直、個体数の多い場所を見つければ比較的イージーに釣れる。
そんなわけで明部をサーチしたら、次は常夜灯の明かりがきいている場所の両サイドにできている、やや薄暗くなっているような場所を狙う。まずはジグヘッドが流れに乗って暗部から明部へ流れる側にキャスト。これで流されてきた、もしくは定位しようとしているベイトフィッシュや多毛類を演出する。この時点で水深もある程度把できているので表層のレンジを細かく刻んで横の釣りを展開。反応を見ながら宙層、ボトムへとシフトしていく。続いて逆サイドの明暗側へ移動。同様に流れに乗せながら今度は明部から暗部へとリグを流す。
この横方向のアプローチは流すというよりも、リグとラインを流れに乗せながらスローリトリーブするイメージだ。その状態からときおりロッドティップを20㌢ほどリフトする小さなアクションを数回入れた後、少し送り込んでレンジをキープする。
このとき、リトリーブでアタリがあるのか、アクション後にアタッてくるのかもしっかりと見極めておきたい。そうすれば最終的なメインアクションを組み立てる際に1つの手がかりとなる。
サーチ方法は先ほどと同様に表層からレンジを細かくチェックして、反応がなければ徐々にレンジを下げていく。そして、ここに至るまでに沖めのやや暗くなっている場所や流芯、ヨレに対してアプローチできていれば問題ないが、届いていなければ重めのジグヘッドか、スプリットショットリグでサーチする。
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