【尺メバル】ジグ単による接近戦でピンをタイトに‼ | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【尺メバル】ジグ単による接近戦でピンをタイトに‼

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狙い目となるポイント

狙い目となるストラクチャーの見極めについては、日中の満潮&干潮前後に偏光グラスを着用して水中の様子を確認しておく作業が欠かせない。大型が好んで居つくのは以下のような場所だ。

●スリットにウイードが繁茂している。

●干潮時は水面までウイードで覆い尽くされている(ただし、満潮時にはルアーを通せる水深であること)。

●ボトムがフラットな形状。

●途中で極端に掘れている場所がある、もしくは極端な突起物がある。

これらが複合しており、さらにベイトが回遊してくる潮当たりのよい場所こそ大型狙いで有望なポイントだ。

満潮と干潮のタイミングで2度下見をするのは、それぞれの潮位でポイントまでのルートを確認しておくという目的もある。干潮時に意気揚々とエントリーしたのはいいが、潮位が上がって帰られなくなったという話もよく聞くので、くれぐれも注意してほしい。

それと条件面で重視したいのが潮位だ。地磯にはそれぞれのクセのようなものがあるようで、一定の水深になると魚の活性が急激に高くなることが多々ある。これはそれぞれの地形によってメバルの捕食活動に適した潮位(水深)というものが存在するのかもしれない。そこから潮位が上がるとベイトが広範囲に散り、下がると沖へ出てしまうといった具合だ。

もちろん真相は定かではないが、この点については5シーズンに渡ってデータを取ったのであながち間違いではないと思っている。また、同じ潮位でも上げ潮がよい場所と、下げ潮がよい場所があるのも非常に興味深い事実である。

メバリング 尺クラス2
メバリング 尺クラス3

タックル選びの基準

地磯で障害物をかわしながらの釣りとなるため、7㌳台後半のロッドを使用している。もう少し長い方が有利な場面も多いが、ストラクチャーに対するキャストの正確性を考慮してこの長さに落ち着いている。

アクションはファストテーパーでバットからベリーにかけてもかなり張りの強いタイプが主流となっているが、私はややバットが入るタイプを使用し、リールのドラグをガチガチに締めている。根ズレの恐れがある複雑な地形のポイントでムダにラインを引き出させず、ロッドで溜めて取り込むようにしている。

《参考タックル》ロッド=ノリーズ・スローリトリーブSR710F改/リール=シマノ・ステラC3000/ライン=サンライン・スモールゲームPE0.4号/リーダー=サンライン・スモールゲームリーダーFC6Lb/ジグヘッド=エコギア・シラスヘッドファイン0.6~2.3㌘(#6)/ワーム=エコギア・アクア 活メバルSTグラブ2㌅、活メバルシラス2㌅

(SWゲームフィッシングマガジン 2015年2月号より)

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