【磯のヒラスズキゲーム】高精度なアプローチで待ち伏せ型の個体を攻略 !! | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【磯のヒラスズキゲーム】高精度なアプローチで待ち伏せ型の個体を攻略 !!

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ルアー選択の目安

磯ヒラゲームにおいては状況に応じたルアーセレクトが重要となるが、私の場合はサラシの規模や水色を目安にしている。大きなサラシが発生していて濁り気味なら14~12㌢のミノーで、カラーはレッドヘッド、キャンディー系、レッドベリーなど。サイズも含めてアピール力を重視したチョイスだ。また、サラシが十分に広がっていて濁りがない場合は、同じく14~12㌢のミノーでカラーはナチュラル系を選ぶ。こちらはマッチ・ザ・ベイトを意識した選択だ。

続いてサラシが薄く、クリアな水色のときは12.5~9㌢のミノー。カラーはクリアベースのものを選ぶことでシルエットを小さく見せる。さらに、居場所を特定できないときなどはトップウォータープラグを使用して魚の有無を確認する。バイブレーションも同様の使い方だ。

押さえておきたいノウハウ

ヒラスズキをバイトに持ち込むうえではキャストのタイミングが重要となり、正確性も要求される。そして、プライムタイムの釣りでは基本的に高活性な個体を相手にすることになる。活性の高いこの時間帯のヒラスズキはサラシに関係なくバイトしてくることが多々あるので注意したい。サラシがない状態でヒットに持ち込んでバラしてしまうと場を荒らすことになるからだ。そういったことからも、とにかくサラシが発生したタイミングでキャストするようにし、最初の1匹は確実に取るように心がけたい。

サラシなどの条件が揃っていれば1日中ヒットが期待できるが、朝イチの時合は晴天の日で夜明けから2時間程度が目安。曇天ならさらに時合が1~2時間ほどのびることがある。

サラシが薄いときはできるだけ大きな波のセットが寄せてくるのを待ち、サラシの広がるタイミングでキャストするようにしたい。私の場合、ときには3~5分ほど波待ちすることもある。

そして、限られたチャンスをモノにするためには高精度なアプローチが欠かせない。根際ぎりぎりにキャストしたり、スリットの地形に合わせて正確にトレースするなど、日ごろからそういったことを意識してウデを磨いておきたい。

磯のヒラスズキ 潮位2

しっかりとサラシが広がるタイミングでキャストすることを心がけ、よりタイトなアプローチを意識してチャンスをモノにしたい。

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