【メバリング】初めての場所で釣果を伸ばす手順
ヒットレンジやベイトパターンを特定する
前述の内容を踏まえ、リグを流れにほどよく同調させてメバルのいるポイントへとドリフトで流し込みます。これを実践するにはある程度軽量なリグを使う必要がありますが、私の場合は1㌘を基準としており、ポイントにかかわらず、まずはジグヘッド1㌘+やや太めのショートワームという組み合わせでサーチします。
具体的なアプローチ法としては、リグを狙いのポイント上に着水させたらロッドワークによるアクションを加えてドリフトで流し込みます。着水地点が遠い場合はボトム付近、近い場合は表層付近といったように、扇状に同じポイントのレンジを刻むようにして探ります。また、ライズがあるとき以外はボトムからチェックするようにしましょう。
これで反応がなければワームはそのままで、ジグヘッドのウェートを軽くして同じ作業を繰り返します。それでもダメならアミパターン、もしくはメバルがいないと判断。細めのシルエットのワームにチェンジして先ほどと同じパターンでポイントを探ります。それでも反応がなければワームのカラーを変更。私の場合、チャートカラーからスタートするのでクリアラメに変更して同じ作業を繰り返します。
ここまでやってもアタリがなければリグを流す角度をかえます。同じ立ち位置からのアプローチではトレースコースがほとんどかわりませんが、1㍍ほど移動しただけでアタリが出ることは意外と多いものです。
以上が私のパターンですが、正解をいかに早く見つけられるかが好釣果のカギです。ただ、アクションパターンによってメバルの反応が大きくかわるので、以下ではその点についても解説します。
●見せるアクション…ティップが一瞬入る程度の軽いアクションを2~3回加えることで弱ったベイトを演出できます。具体的には軽くティップを動かし、手もとにジグヘッドの重みが伝わればすぐにテンションを抜くという行為を2~3度繰り返します。
●食わせの間…流れに同調させるイメージですが、リグのウェートによって徐々に沈下するので完全な同調ではありません。張らず緩めずのテンションで2~5秒ほどドリフトさせてバイトを待ちます。秒数は魚の活性などによってまちまちですが、バイトがない場合は長めのドリフトが有効となります。
低活性なメバルを攻略する秘策
以上のパターンでダメな場合も秘策があります。それはやや下層で張らず緩めずよりも少しテンションをかけてドリフトの角度を鋭角にするアプローチです。これは軽量リグでリアクションバイトを引き出すような方法で非常に効果的です。
流れてきたベイトに目前で反転されると思わず口を使うメバルが多いように思います。このアプローチを成立させるにはある程度の流れが必要ですが、流れが効いていてヨレや反転流があればどのポイントでも有効なのでぜひ試して下さい。
使用リグ
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