【メバリング】初場所で釣果を稼ぐ秘訣 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

【メバリング】初めての場所で釣果を伸ばす手順

メバリング ポイント1

メバリングで不慣れな場所にアタックする場合は、やはり事前の情報収集が不可欠。食いを促すナチュラルなアプローチを実践するためにも、できるだけ多くのヒントを得て確立の高い釣りを展開しましょう!!

解説:松浦宏紀

ポイントを観察してヒントを読み解く

初めてのポイントで竿を出すときは当然キャストを始める前にポイントの様子をしっかりと観察することが大切です。状況をある程度把握することで無駄なキャストを減らすことができ、確実に釣果にも繋がるはずです。実際にメバルを攻略するうえで注目したい条件は流れ、藻場、障害物、常夜灯、ブレイクなど多岐に渡りますが、事前の観察によりこれらの状況をできるだけ把握しておきましょう。

流れの強さ、ベイトやライズ、藻場の有無などは夜間に視認しにくいですが、常夜灯の明かりが効いているエリアにたくさんの藻が確認できればポイント全体に多くの藻がある可能性が高く、その周辺にはメバルがつきやすくなります。他にもベイトがいない状況ならオープンエリアにメバルはいませんし、流れが変化する場所にはメバルがつきやすいなど、ポイントの状況をつぶさに観察してヒントを読み解いていきましょう。

メバリング ポイント2
まずは常夜灯の明かりが効いたポイントでそのエリアの状況を把握するよう努めましょう。

流れの方向を見極める

ポイント観察で目星をつけた場所にアプローチする際はトレースコースに注意が必要です。具体的にはメバルのつき場と向きを予想し、ある程度距離を取って潮かみからリグを流し込む必要があります。魚の向きを想定する際の目安は流れの上流側に頭を向けているということ。流れの方向が分からなければ、あえて狙いたいポイントを外してキャストし、流れの向きを確認してから本命のポイントにアプローチすればよいでしょう。

また、アプローチでは狙いのポイントに、いかにナチュラルにリグを流し込むかを考えます。このとき、完全に流れに同調させるとメバルにとってリグはただのゴミになってしまい、餌として認識させることができません。そこで、私はアピールと食わせの間(ま)を組み合わせたアクションを演出するようにしています。

そして、メバルは目のよい魚なので目前でリグを見せるよりも、少し離れたところでアピールする方が効果的だと考えています。イメージとしては、まずは弱ったベイトがいると認識させること。その後にルアーを目前まで運んで餌が流れてきたと思わせ、自然な形で捕食させるといった感じです。

メバリング ポイント3
緩急をうまく組み合わせたアプローチでヒットに持ち込みましょう。

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