【磯のヒラスズキゲーム入門】危険回避能力と水中の状況を察知する感覚を磨く
流れの取り方
この釣りでは流れを掴めるかどうかが釣果を大きく左右する。そのため、巻き抵抗の変化を敏感に察知するように心がけたい。
それには潮流を敏感にキャッチできるようなルアーを使用するのも得策だ。流れのきいている場所では強く振動してアングラーに潮流変化を伝えてくれるため、流れを取る訓練には最適である。
[spacer]アクション考
基本的には潮流に同調させ、ルアーの性能を最大限に生かす方向で考えている。またその中では、潮がきいている場所でアクションが自然と強くなるときはスローリトリーブで動きを制御したり、逆に潮がきいていないときは速めに巻いてアクションを強めるといった具合に強弱を意識している。いずれにしても潮の抵抗を感じながら、それにほどよくルアーを噛ませてアクションさせる(ときには止める)ことを心がけたい。
すべてのルアーに共通しているのは、最適なアクションが演出できているときは「軽やかに重たい」といった感覚が手もとに伝わるということだ。別のいい方をすると、ロッドにはしっかりと抵抗がかかっているが、リーリングは軽いといった感じになる。リトリーブスピードを調整してこの状態をいかに保つかがアクションのキモになると考えている。
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