【磯のヒラスズキゲーム入門】危険回避能力と水中の状況を察知する感覚を磨く | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【磯のヒラスズキゲーム入門】危険回避能力と水中の状況を察知する感覚を磨く

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ルアー選択の目安

●トップウォーター系…操作性をあまり必要とせず、潮流とラインテンションを意識すればミノーと同じ使い方が可能なオートマチックタイプのスプラッシャーを使用。また、操作性を要するものの、ピンポイントの釣りで可能性を広げてくれるポッパーも併用。サイズは11㌢クラス。

●フローティング系…潮流に左右され、ヨタヨタアクションから軽快な動きまでオートマチックに可変するフローティングミノーが大きな武器となる。サイズは12~15㌢のスリムタイプとファットタイプを使用。河川で使用頻度の高いセミトップ~シャロータイプは避けた方が無難だ。

●シンキング系…風による短いピッチの波の中でもレンジキープ力が高く、波に負けない泳ぎが可能となる。11㌢以下のコンパクトサイズで向かい風の状況下では重量感のあるタイプの使用がおすすめ。

ポイント選び

入門編としてポイントの選択基準を説明すると次のようになる。

●風と波の方向に面したポイント…風やウネリによって波高が上がり、その波が岩やシモリにぶつかってサラシが発生するため。

●潮流が当たりやすいポイント…潮流は魚のヤル気の源となるため。

●岩やシモリが点在するポイント…ストラクチャーがないと忍者捕食型のヒラスズキは餓死する。ポジショニングについてはセオリー通りに潮流のよくきいているサラシを攻めることができ、ランディング可能な場所を選択する。

ポイントを点ではなく面でとらえる

サラシを「点」でとらえると効率がわるくなり、なかなか釣果に結びつかないものだ。まずは潮通しや地形などをじっくりと観察し、ポイントを「面」でとらえてヒラスズキが入ってきて居つく場所であるかどうかを判断することが重要となる。

潮通しについてはシモリが潮流によってのびている(長時間残っている)場所が有望となる。地形はサラシの周辺にヒラスズキが身を潜めることができるシモリやカケアガリなどがあるかどうかを判断するように心がけたい。

また、きっちりとルアーを泳がせることができるサラシを狙うのが定石パターンだ。サラシ内が洗濯機のようになっていてルアーがもてあそばれるような状態(タイミング)で狙っても確率がわるいだけだ。できるだけ穏やかな状態(タイミング)でルアーを通すように心がけたい。

磯ヒラスズキ 入門10

地形をベースに考えてサラシのよしあしを見極めるように習慣づけよう!!

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