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【メバリング】経験値大幅アップへの取り組み

メバリング 経験値1

限られた釣行チャンスを最大限に生かして着実なレベルアップを達成するには、事前の情報収集やフィールドにおける立ち回り方が重要となる。エキスパートが実践しているパターンに学び、次に繋がる釣りを展開して大幅なスキルアップを実現しよう!!

解説:上杉貴人

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リグ(ルアー)選択

私の場合、ジグヘッド、プラグ、スプリット、フロートとすべてのリグをフィールドに合わせて使用しているが、基本的に釣り場へ持っていくのは細かい移動を考えてワンタックルのみだ。それ以外も用意しているが、現地に持って行くことはほとんどない。

これを実践しようと思えばポイントを把握し、事前にその日の展開をきっちりとイメージしておく必要がある。ただ、ナイトゲームが中心となるメバルゲームでは目視で得られる情報が少ないため、ポイントの特徴は下見などでできるだけ把握しておきたい。

そして私の場合、実釣ではジグヘッドリグとプラグを使用して釣りを組み立てる。両者ともに手返しがよい上にストラクチャーをタイトに攻めることができる。さらに、スナップをつけていればウェートやリグ交換も素早く行なえるのが強みだ。メバルは潮流を好むが、ロックフィッシュに分類されるようにそこにストラクチャーが絡めばさらにヒット率が上がる。そのため、まずはその日の流れと重なるピンポイントを素早く捜し出す必要がある。

これを前提に考えるとフロートリグは飛距離が稼げてサーチ能力も高いが、1投に時間を要するためピンポイントを絞り込むには時間がかかってしまう。したがってどうしても遠投が必要なサーフやゴロタ浜など以外では基本に使用しない。まずは手返しを重視してピンポイントを絞り込むのが私のスタイルであり、これはシーズンやタイミングにかかわらず同じことがいえる。

釣行前のプランニング

釣行前の準備として、まずは冬場に大敵となる風の向きをしっかりと調べることから始める。特に私のホームである泉南エリアは北が向かい風となるため、それをまともに受ける場所ではリグ操作が非常に困難となるし、向かい風で波立つと安全面にも支障をきたす。これはポイントを絞り込むうえでの絶対条件であり、どのエリアでも例外はない。

まずは風予報アプリなどを利用して釣りが成立する場所を数個所ピックアップしておく。これにその日の釣行時間と潮位のタイミングを加味し、エントリーする釣り場の順番をある程度は決めておく。週末しか釣行できない方がほとんどでベストなタイミングでポイントにエントリーできないことも多いと思うが、まずは自分が動ける時間帯でプランを組めばOKだ。

順番を決める理由はシャローなら当然潮位が下がり過ぎるとダメな場所もあるし、ポイントによっては「このタイミングで潮の動きがよくなる」ということもある。普段からそういったデータを自分なりに蓄えるよう意識し、移動時間なども考慮して限られた時間を有効に使うようにしたい。

メバリング 経験値2

釣行前のプランニングは不可欠。その推測をフィールドで検証するという行為を繰り返せば釣果にかかわらず自ずと引き出しが増えるはずだ。

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