【Catch of a life time vol.1】パープルヘイズデザインが明かす浦戸湾アカメゲームの真髄 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【Catch of a life time vol.1】パープルヘイズデザインが明かす浦戸湾アカメゲームの真髄

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アプローチ方法

使用するルアーはベイトの種類によって異なるが、ボラの場合はウォブリング系で表層を誘うパターンが有効。コノシロの場合はロール系が強いと感じている。さらにベイトのサイズが大きくなるにつれてビックベイト系を多用している。

県外から遠征でこられた方も目にしたことがあるかもしれないが、激しいボイル音とともに100㍍にも及ぶボラの群れが一気に逃げる瞬間がある。このとき「ジャン!!」という音が周囲に鳴り響く。この光景を目の当たりにするとルアーを投げたら釣れそうなチャンスタイムのように感じるが不思議と食わない。アカメはベイトに夢中になるとルアーへの反応がわるくなるのだ。

ここで口を使わせるにはトレースラインとレンジをきっちりと合わせる必要があり、非常に難易度が高い。過去の経験からあえてボイルを避け、アカメがつくストラクチャーや地形の変化などを狙い続ける方がヒット率が高い。そして、トレースラインがわからない場合はデッドスローリトリーブで水面に引き波を立てて誘う方がヒット率が上がるので覚えておいてほしい。アカメはボトムでヒットするイメージが強いと思うが水面でのヒット率も意外と高い。

アカメ 浦戸湾4

シャローのオープンエリアの中に地形や流れの変化といったアカメが回遊してくるゾーンが存在する。そこへキープキャストだ!!

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アカメ 浦戸湾5

モンスターサイズを取り込もうと思えばやはりオープンエリアを選択するのが得策だ。それでもラインを200~300㍍も引きずり出されることがしばしばである。このときはオープンエリアでありながらアカメをコントロールしてファイトタイムを短縮し、124㌢を釣り上げることに成功した(Angler:弘瀬氏)。

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基本に忠実な釣りを展開

ここまで「行動パターン」「ベイト」「レンジ」「ストラクチャー」とルアー釣りの基本的な内容ばかりを紹介してきたが、我々はその基本が試されるのがアカメ釣りだと感じている。そして、場合によっては初ヒットまでに何年も要するケースもあるが、それがこのゲームの本質であり魅力でもある。

なお、実は最もヒット率が高いのは足もとである。長時間キャストを繰り返して疲れてくるとついつい足もとを軽視しがちとなるが、アカメは足もとの護岸(壁)にベイトを追い詰めたと考えてバイトしてくることが多い。そういったことから最後までていねいにトレースすることが釣果の秘訣だ。比較的シャローでも大型がアタックしてくる可能性が十分にあるので最後まで気を抜かないでほしい。

アカメ 浦戸湾6

初めてチャレンジされる方にはボートゲームが安心。ポイント選択はもちろん、駐車場所なども気にせず釣りに集中できる。ボートゲームでのテスト釣行でも見事に110㌢を手にすることができた(Angler:弘瀬氏)。

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