良型が期待できる冬エギングにトライ!!
狙い目となる条件
まづめ~ナイトはシャロー狙いがセオリーとなる。潮位差が大き過ぎるとポイント減少につながるので潮回りは小さい方がポイントへの影響が少なくなる。タイドグラフを参考にポイントを選びたい。また、沖合の越冬ポイントである深場から餌を求めてシャローに差してくるイカを狙うことになるのでベイトが豊富なことも条件のひとつ。ただ、回遊性の高いベイトの場合はイカの移動も早く、ポイントが大きくズレてしまう可能性が高いので要注意だ。
シチュエーションとしては警戒心の緩和と太陽光の遮断(効果は低いが…)という意味で少々波気があることが好条件となる。風はない方がエギング自体やりやすいが、波は風によって発生することがほとんどだ。波があって無風を望むことは不可能だろう。しかし、遠投の追い風になる場合やプランクトン&ベイトフィッシュを寄せるものであれば大歓迎。天気面では雨や曇天のようなローライト条件下が断然釣りよい。夕まづめ~ナイトが優位になる時期にデーゲームで釣果を上げようと思えば重要な条件である。
アプローチパターン
デーゲームではとにかくロングキャストが要求される。ディープエリアの少しでも遠くの地形的変化を広く探ることが重要だ。基本的にはボトムメインでアピール重視のアクション&フォールで狙う。底を重点的に探っている際にジャークの頂点付近で勢いよく餌木を引ったくっていくようなアタリがあった場合、逆にまったく反応がない場合は宙層付近を回遊していることも考えられる。少しレンジを上げてアピール優先のハードジャークパターンを試したい。
一方、ナイトゲームはあまり遠投を必要としない。イカの方がベイトを求めてショアラインに近づいてくるからだ。そして、ナイトゲームでもアピールは重要だが、デーゲームと違ってアタリ察知能力やシャローエリアでの乗せのタイミング増量を加味してやる必要がある。キャスト→着底がスタートとなるのは同じだが、極端に水深がない場合にはファーストフォールからカーブフォールを用いてアピール力の向上やトラブル回避を期待する。
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