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オレ流・不滅トレンド(後編)

フィッシング アイテム ギア1

機能性、個性、存在感、思い入れ…。長年ルアーフィッシングを続けてきたエキスパートがこよなく愛する、渋さを越えた苦いギア紹介の後編をお届けします!!

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初期投資は大きな実りをもたらす。そう感じられた逸品

西本康生

●ダイナキング・プリンス

20年ほど前にSWフライにハマり、バイスとしては高価だったが思い切って購入した。現在ではアシストフックを組むときに使用しており、デコイ・パイク#1から、がまかつ・ツナブレードポイント#7/0まで、ワンアクションでガッチリと固定できる性能には申し分がない。

ジョー(フックをつかむ部分)に大、小2本の溝が掘られており、フックサイズに合う方を選択してセットする。ロータリー搭載のバラクーダ、プロフェッショナル、スープリーム、スクエアー、キングフィッシャーなどの機種があるが、ジョーは共通である。ただ、耐久性や使い勝手を考えるとキングフィッシャー以外の機種がおすすめだ。ちなみに、私が使用しているプリンスは廃盤となった。クランプも別売りで用意されており、高さの調整の幅が大きく取れるので組みたいアシストフックの種類に応じて選ぶといいだろう。

フライショップなどで取り扱っているが、日本代理店がないためショップとアメリカのメーカーとの直接取り引きとなる。

フィッシング アイテム ギア2

●ダイワ・ルアープライヤー125H

スプリットリングオープナーつきの鍛造ステンレス製小型プライヤー。「鍛造」であることに引かれて購入した。かれこれ15年ほど買いかえながら使用し続けている。

スプリットリングオープナー部はダイワ独自の構造で、小型ながら#4から300Lbクラスの#8までラクに開くことができる。より小さい#3にも対応させるため私は受ける側を小さく削って使用している。

最も気に入っている点は、特別なシースホルダーを使用せずともポケットに収納でき、容易に取り出せるところだ。ライフジャケット以外は体に何かがついている状態が嫌なのでポケットにおさまるこのサイズは重宝する。フックを魚からはずすには小さいが、普段からフックリリーサーを使っているので特に不便は感じない。

ラインカッター部はPEのカットも可能だが、刃こぼれが起こると調整がきかないため買いかえている。オープン価格だが、実勢では2500円前後だ。

  • フィッシング アイテム ギア3
  • フィッシング アイテム ギア4

(SWゲームフィッシングマガジン 2015年1月号より)

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