エキスパートが実践する根掛かり回避&外し方のテクニック | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

エキスパートが実践する根掛かり回避&外し方のテクニック

軽量ルアーはグリップを叩くのが効果的

メバル狙いの比較的軽量なルアーや餌木などであれば、軽くラインを張った状態でロッドのグリップエンドをトントンと叩くようにすると外れることが多いです。また、流れのある場所では少しラインを出して流れに乗せ、トレースコースとは異なる向きにルアーを引っ張らせると外れることがあります。

釣り・根掛かり4
ショアジギングで底を取るときなどはやはり細心の注意が必要。それでも根掛かりしたときは流れの向きなども考慮して対応しましょう。

強い力でたびたびロッドをあおると破損に繋がるので要注意。何度か試して外れなければ、諦めてラインを引っ張って切ります。このとき、できるだけ水中にラインを残さないように、ルアーとの結束部が最も弱くなるように各部の強度バランスを取ってラインシステムを組んでいます。

 

(解説:西口元晴)

                     

初動対処がすべて!!

これまでに根掛かりで相当な数のルアーをなくしている私がいうのも説得力がありませんが、根掛かりを外すのは「はじめが肝心」です。掛かったと感じたら早い段階でラインスラックを出し、ロッドをあおって外します。

磯のヒラスズキ狙いなどで足もとのフジツボなどに掛かって外れにくいときは、少しラインスラックを出して放置しておきます。そして、ルアーが波に揺すられて掛かりが甘くなったころを見計らい、一気にロッドをシャクると案外容易に外れることがあります。

どうしても外れないときに無理にあおり続ければロッドが破損したり、リールのラインローラーの故障に繋がるので要注意。その場合は諦めてラインを切り、帰宅してから酒を飲んで忘れるしかありません(笑)。

釣り・根掛かり5
偉そうなことはいえませんが経験上、間髪入れずに対応できるかどうかで回収率が大きく異なります。

(解説:赤木光広)

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