アジング・脱ビギナーを目指すのに最適なジグヘッドのウェートは?
アプローチのコツ
アジングの場合、アプローチをルーティン化することでムダなサソイやレンジのズレが大幅に軽減できます。具体的には、まずはリトリーブ(横の釣り)とフォール(縦の釣り)のどちらに好反応を示すのかを見極める作業からスタートします。いずれも表層付近から徐々にレンジを下げていくのですが、このときに重要となるのは必ずカウントを取るということです。
また、リトリーブでもタダ巻きに反応するのか、途中でトゥイッチを入れて食わせの間を演出するのがいいのか、もしくは強波動のダートアクションで誘うのが有効なのか…といった具合に、1つずつ検証していきます。
フォールの釣りも単純にボトムからのアクション&フォールだけではなく、操作性の高いウェートの強みを生かして宙層をボトムと見立ててアクション&フォールで狙うようにしましょう。
パターンの正否についてはジグヘッドがアジの口中にスッポリと入り、口から外すのが困難なほど深く掛かっていれば完璧です。これはレンジやフォールスピードが絶妙で「コン」や「コツン」と手もとに伝わるアタリの前に出る「フッ」と抜けるような感触を察知できている証拠です。
リグを扱う感覚を体に染み込ませよう!!
昨今はアジング人口の増加にともない、ベストシーズンの週末ともなると常夜灯の回りにズラリと釣り人が並ぶ光景をよく見かけます。私はその中で汎用性の高い0.7~1㌘のジグヘッドを使い、他のアングラーが攻めない常夜灯の明かりが薄いポイントや暗闇でアジングを楽しんだりします。
このウェートをまだまだ使いこなせていないと感じる人は、まずは常夜灯の明かりが効いたポイントで1つのウェートを使い込めばいいでしょう。そうやって繊細にリグをコントロールする技術や感覚を身につければ、目視が困難な暗がりでもしっかりと釣りを組み立てることができるはずです。