アジング・脱ビギナーを目指すのに最適なジグヘッドのウェートは?

アジング入門・ジグヘッドリグ1

アジングにおいて0.7~1㌘のジグヘッドは汎用性の高いウェートといえます。ワームとの組み合わせなどを考えながらこのウェートのジグヘッドをとことん使い込んでアプローチの精度を磨き、着実なステップアップを実現しましょう!!

解説:三好仁数

潮の変化や抜けアタリを察知しよう!!

アジングにおける永遠のテーマともいえるのがジグヘッドのウェート選択でしょう。近年は0.3~0.6㌘といった極軽量ジグヘッドを使用するアングラーも増えています。基本的な考え方としては重ければ操作感がアップするものの、フォールスピードが速過ぎてバイトに持ち込めないケースもあります。逆に軽ければ当然飛距離が稼げませんし、風や潮流の影響で任意のレンジまでリグを送り込むことができないケースも出てきます。さらに、最も重要といえるジグヘッドの重さや引き抵抗を感じ取ることができなければ意味がありません。

たとえば、潮が適度にきいている状況で0.5㌘と1㌘のジグヘッドを使い比べると、1㌘の方が明らかに強い引き抵抗を感じるはずです。そして、潮の変化や抜けるようなアタリを感知するには1㌘というウェートが最も適しているでしょう。ただし、アジングではコンマ数㌘のわずかな差で釣果が大きく異なるケースも少なくありません。

 

そこで、私は0.7~1㌘を基本ウェートとしており、この範囲で比較的水深の浅い漁港内の釣りならほとんどはカバーできています(強風時を除く)。そして、この1㌘前後を使いこなすことができなければ、さらにシビアさが要求される0.5㌘以下の釣りを理解することは不可能だと感じています。

アジング入門・ジグヘッドリグ2
0.3~0.5㌘の極軽量ジグヘッドが注目されがちですが、これを用いた釣りはかなりシビアです。不慣れな方は、まずは0.7~1㌘で経験を積むのが得策といえるでしょう。

ラインに関してはPE、エステル、フロロの3種を使い分けていますが、特にビギナーの方が苦戦を強いられやすい組み合わせとしては、ショートロッドにエステルライン、軽量ジグヘッドの組み合わせが多いように思います。この場合、風や潮流の影響を受けてアジの群れがいるレンジまでジグヘッドを送り込めていないと考えられます。沈む速度が遅いラインに軽量ジグヘッドという組み合わせにより、レンジから外れているケースが多いのではないでしょうか。

先の組み合わせは足場の低いポイントで風がなく、アジが宙層に浮いているような状況なら非常にバランスがよいと思います。しかし、風の影響が強い日はもう少しタックルのポテンシャルを引き出すように考え、「軽量ジグヘッド=最も釣れる」という思い込みをリセットするのが賢明です。

組み合わせるワームしだいでスピードを自在に調整

0.7~1㌘のウェートでも極軽量ジグヘッドのようなスローフォール、また重量ジグヘッドが得意とする素早いフォールを演出することができます。ジグヘッドのウェートはそのままでも、ワームのボリュームや長さ、素材を変更するだけでフォールスピードを劇的に変化させることができるのです。

たとえば、1.5㌅のワームでフォールスピードがやや速いと感じられるときは長さやボリュームを増せば抵抗が大きくなり、フォールスピードを遅くすることができます。ただし、ここで注意しなければならないことがあります。まず、ワームの変更によりバイトが増えれば、それまでのフォールスピードが合っていなかったと結論づければOKです。一方でバイトが遠のき、釣れる数も減った場合はアジが常食しているベイトのシルエットや波動からワームがかけ離れていると推測しなければなりません。もちろん、そこからマッチ・ザ・ベイトを意識した微調整が必要になるわけです。

他にもアミを捕食してライズしているなど、明らかに表層付近にアジが群れている状況でフォールスピードを遅くしたいなら、浮力の高いPEラインを使えばいいでしょう。特に軽量ジグヘッドでは届かない距離を狙いたいときには有効な対処法です。逆にフォールスピードを速くしたければワームサイズを落としたり、素材が異なる浮力の低いワームに変更すれば対応できるはずです。

アジング入門・ジグヘッドリグ3
ワームとの組み合わせを考え、無理のない範囲で軽いウェートを選択してその扱いになれることが先決です。


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