機動力を生かしてメッキの強引を堪能!! | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

機動力を生かしてメッキの強引を堪能!!

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期待度の高いタイミングや条件、ポイント

朝夕のまづめどきはメッキが餌(ベイト)を求めて水面近くを回遊するのでチャンスタイムだ。また、潮が動いているときも同様。したがって、まづめどきと上げ潮が重なるタイミングがベストといえる。そして、メッキがベイトを発見しやすく、釣り人にとってはルアーへのチェイスを確認できて興奮度が高まることからクリアな水質が理想的だ。特にそうした条件では、水面が波立つとメッキの警戒心が薄れてさらに活性が高まるので、風が少し吹いている方が有利となる。

河口周辺では、濁りが入るとメッキが移動するのか気配がなくなるため、雨後の増水は好ましくない条件となる。チェイスシーンも視認できないため避けるのが得策だろう。ただし、その反動もあるのか濁りが取れると好釣果に恵まれることがある。

釣り場は河口周辺と漁港回りがメイン。偏光グラス越しにチェックして底の起伏に富んでいる場所や地形変化を重点的に探ろう。

釣り場

●漁港回り…船溜まりの船と船の間、潮通しのよい突堤の先端付近、排水口などが狙い目だ。また、船の昇降場のスロープも忘れずにチェックしよう。ここへ回遊してくるメッキは食い気が高く、なおかつシャロー帯とあって興奮度の高いトップウォーターゲームが楽しめる。

 

●河口周辺…豊富なプランクトンを求めて入ってくる小魚がベイトとなる。ときにはそれを追って完全に真水のエリアへもメッキが遡上する。小魚のストック量が多い河口であれば、外海に面した場所から清流域まで好みのシチュエーションでゲームを楽しむことができる。

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ポイント

●流れ込みとスロープ…メッキ狙いでは鉄板といえるポイント。この2つが隣接しているとさらに期待度は高まる。ただし、濁りのある水が流入しているときは期待薄だ。

●排水口回り…温かい水が排出されていればより理想的であり、冬シーズンも楽しめる可能性がある。

●テトラなどの障害物周辺…こちらも狙い目だが、タイトなアプローチは不要。その周辺部を攻めればOK。

釣り場を移動する際は狙い目となるポイントを観察してメッキの姿がないかをチェック。稚魚サイズしか見られなくてもOK。その釣り場にはキープサイズの群れが入ってきているはずだ。また、メッキ+αの釣果を期待しながらポイントを選ぶのもこのゲームを楽しむ秘訣。河口回りなどのサーフが隣接したポイントではマゴチがヒットすることもある。

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