青物のヒットチャンスを広げるために大切なことは…|【ショア大型青物への道 vol.20】

ショアジギング・ブリ・ハマチ1

磯で大型青物と出会うにはある程度のシケが好条件となりますが、今回はなかなか思うような海況に恵まれませんでした。ただ、そんな中でも楽しく竿を振り続ければチャンスは訪れるもの。私がそのモチベーションを維持するために意識していることは…

Text & Photo 越智信清

冬本番を迎えて寒さが一段と厳しくなった今日このごろですが、みなさまは楽しい釣りをされていますでしょうか。今回は2020年11月下旬から12月中旬に地元の愛媛でロックショアゲームを楽しんだ模様をレポートさせていただきます。

ルアーを投げ続ければチャンスは訪れる!!

11月下旬の週末、前日まで吹いていた北風が急に弱まり、半ば諦め気分で夜明け前の海岸線に車を走らせました。この日、釣行を予定している地磯では過去にブリやヒラマサを釣ったことがあり、ある程度時化ていれば高確率で青物に出会えます。個人的には非常に相性のよい磯ですが、この日は波がほとんどなく、苦戦しそうな雰囲気が漂っていました。

薄暗いうちに何とか活性の高い青物に出会えれば…。そう考えながら釣りを開始しましたが、あいにく魚の反応はありません。あっという間に2時間が経過し、ベタナギの海になってしまいました。

今日は持ち帰る魚がないな…。そんな思いで海を眺めながら休憩を取ります。とはいえ、せっかくの休日ですし、海況によって確率は違えど、海には常に可能性があるのもの。その中でアングラーは釣れるまで竿を振り続けることしかできません。

休憩後は厳しい状況下で最も信頼しているペンシルポッパーをセットしました。そして、上下左右の細かい首振りアクションを楽しく続けること2時間、突然水面に水飛沫が立ちました。抜き上げたのは6㌔ほどのハマチ。狙いのヒラマサやブリではありませんが、今回のタイミングで考えると、この磯のヌシはどうやらコイツのようです。いずれにしても粘った末の1匹は本当にうれしいもの。大いに満足して磯をあとにしました。

ショアジギング・ブリ・ハマチ2
投げ続けることでヒット率は確実にアップします。今回もそれを実感することができました。

縦の移動距離を抑えたアクションで厳しい状況を打破

翌週もあいにくのベタナギとなり、心が折れそうになりながらもキャストを繰り返しました。厳しい状況の中、ペンシルポッパーの細かい首振りでアピールを続けていると、またもや6㌔ほどのハマチが相手をしてくれました。ちなみにこのハマチは脂の乗りがよく、しゃぶしゃぶでおいしくいただきました。

かなり厳しい状況の中、2週連続でハマチをキャッチできた要因はルアーが持つ力によるところもあったと思います。そして、ヒラマサもハマチも状況が厳しいときほど移動距離を抑えたアクションが有効だと感じています。捕食ポイントが限られる中、直線的な移動距離を抑えた左右の動きでいかにアピールするか? 極力ルアーを横に向けるように操作するのですが、左右の動きを基本に、ときどき上下の動きを織り交ぜ、それらをできるだけ鋭く演出する…。これを実践するのは簡単ではありませんが、上達を目指してトライすることでアプローチのモチベーション維持にも繋がります。

そして、うまくヒットに持ち込むことができれば、魚を騙す釣り本来の魅力を味わうことができます。厳しい状況下でルアーを思い通りに操作し、魚が飛び出してきたときは本当に爽快で楽しいものです。

ショアジギング・ブリ・ハマチ3
厳しいときほど精度の高いアクションが要求されます。フィールドで腕を磨きましょう。

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