ブリ&ヒラマサのヒットも!! 秋~冬の磯はシャローのサラシにも注目|【ショア大型青物への道 vol.19】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

ブリ&ヒラマサのヒットも!! 秋~冬の磯はシャローのサラシにも注目|【ショア大型青物への道 vol.19】

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立派なヒラスズキに加えてヤズの連発劇を堪能

キャッチしたブリをキープするために処理を施し、息を整えてキャストを再開。すると、その後は60~70㌢のヤズ(ブリの若魚)が連発してキャッチ&リリースを繰り返しました。

ヤズの連発に少し疲れてきたところでサラシについているであろうヒラスズキを狙うことに。そして、狙い通りに1投めから食ってきたヒラスズキは6㌔オーバーの立派なサイズでした。

ヒラスズキ狙いに満足し、あとは大本命のヒラマサを狙ってキャストを繰り返しましたが、その後もヤズの連発劇が止まらず、引きを存分に楽しんで磯をあとにしました。

ショアジギング・ブリ4
ショアジギング・ブリ5
魚の胃の内容物は30㌢を越えるアジでしたが、特にブリの腹身の分厚さには驚きました。キープしたブリとヒラスズキはていねいに熟成させ、これをアテに1週間はよい酒が飲めました。

またもやヒラスズキ狙いで青物が…

翌週の11月初旬の週末は完全に寝坊し、ゆっくりと自宅を出て誰にも出会わない荒磯にエントリー。このポイントはシモリが強烈で緊張感のある釣りになるため、非常に好きな磯です。

波気があったので本気の青物タックルとヒラスズキ兼用青物タックルを持参。波に注意しながら大型のペンシルポッパーを楽しく投げ続けていると、目の前のサラシでヒラスズキの姿が確認できました。さっそくヒラスズキ兼用青物タックルに持ち替え、シンキングペンシルをサラシに撃ち込みます。そして、糸フケを処理しようとしたとき、いきなり青物がサラシから飛び出してきました。これをヒットに持ち込み、寄せ波に合わせて一気に引き抜いた魚は先週のブリには一歩及ばないものの立派なサイズのハマチでした。この日もしっかりと青物の引きを味わうことができ、気分よく帰路に着きました。

ショアジギング・ブリ6
ゆったりスタートとなったこの日ですが、青物の引きを味わうことができました。

今回ご紹介した釣行では2週連続でヒラスズキを狙っているときに良型青物がヒットしました。このように磯際のサラシにはヒラスズキだけでなく、良型の青物も入ってくるので大いに狙い目となります。そして、年末にかけてはまだまだヒラマサの可能性がありますので、大本命のヒラマサを手にする日を夢見て今後も地磯を攻め歩こうと思います。

使用タックル

ヒラスズキ兼用青物タックル

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス110HH(RGモデル)

【リール】
ダイワ・10ソルティガ5000

【ライン+スペーサー+リーダー】
PE5号+PE10号(3㍍)+ナイロン80Lb(8㍍)+フロロ130Lb(2㍍)

【ルアー】
シェルシェイピングルアーズ・Trumpet200、Booby160、Chipper130

 

本気の青物タックル

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス110HHH-GT

【リール】
ダイワ・10ソルティガ7000H-DF

【ライン+スペーサー+リーダー】
PE6号+PE12号(3㍍)+YGKよつあみ・DMVナイロン130Lb(10㍍)+ DMVナイロン170Lb(3㍍)

ルアー

シェルシェイピングルアーズ・Twister F2 、Trumpet230


【越智信清・プロフィール】

地元の愛媛で10歳のころよりSWルアーゲームに親しみ、学生時代を大阪で過ごしたことから激戦区の紀伊半島で釣りの腕を磨く。帰郷後は「その磯のヌシを釣る」ということをテーマに、1年を通して大型ヒラマサを追い求めている。独自の硬派なスタンスでターゲットに挑み、各種トップウォータープラグを用いた釣りを得意としている。

【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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