ブリ&ヒラマサのヒットも!! 秋~冬の磯はシャローのサラシにも注目|【ショア大型青物への道 vol.19】

ショアジギング・ブリ1

秋以降の磯では本命の青物以外にヒラスズキもターゲットに加わります。そして、この時期はヒラスズキ狙いのサラシで青物がヒットすることも珍しくありません。それだけにタックルとやり取りには注意が必要となるのですが、今回の釣行もまさにそのようなパターンとなりました…

Text & Photo 越智信清

いよいよ冬に向かいつつある今日このごろですが、みなさま楽しい釣りをされていますでしょうか。とはいえ、11月中旬からコロナウイルスが一気に蔓延して不安な状況が続いています。みなさんもくれぐれもご注意下さい。

さて、今回は10月下旬から11月初旬の釣行についてこ報告させていただきます。少し意外な展開となりましたので参考にしていただければ幸いです。

水深1㍍未満のシャローで大型青物がヒット!!

10月下旬の週末はいい具合に北風が吹く中で海岸線を目指して車を走らせました。目的の地磯に到着すると、まだ薄暗い時間帯でしたが、磯際にはっきりとサラシが確認できました。この地磯では過去にヒラマサを釣り上げたり、取り逃がしたりしたことが多く、お気に入りの場所です。また、他の釣り人に出会うことがなく、のんびりと竿を出せる点も気に入っています。

ショアジギング・ブリ2
狙いの魚とじっくり対峙するという意味でも、とにかく人に出会わない磯で竿を出すのが私のスタイルです。

今回の釣行では薄暗いうちからヒラスズキを狙い、その後に本命の青物を狙うというプランを考えていました。この地磯ではヒラスズキ狙いで有望となるポイントが3個所あり、ベイトさえいれば高確率でヒットが期待できます。

今回はどうしてもヒラスズキを確保しなければならない事情があり、いつもより慎重に攻めることにしました。具体的には有望な3個所のポイントを温存し、暗い時間帯にヒラスズキが釣れることがある水深1㍍未満の浅場にシンキングペンシルを通すという作戦です。ヒラスズキ狙いといえども、ヒラマサが食ってくる可能性もあるため、青物タックルで挑みます。

まずは10㍍ほどのショートキャストで様子をうかがいます。するとその1投めのルアーを回収する寸前に、さっそく足もとでヒラスズキの追いを確認することができました。足もとでの反応だったため、次投では確実に食わせるために10㍍ほど岸寄りに立ち位置をずらしました。そして、先ほどと同じ場所にシンキングペンシルを投入し、ラインをなじませて小さなアクションを加えた直後、海面に水柱が立ちました。

合わせを決めた瞬間に違和感を覚え、「これはヒラスズキではないな…」と瞬時に思考を切り替えました。一気に竿を曲げこんでリールのハンドルをひたすら巻く対ヒラマサ用のファイトで魚を寄せにかかります。ヒラスズキの引きとは明らかに異なる魚に主導権を与えず、頭をこちらに向けたままに一気に距離を詰めます。

足もとまで寄せたところで魚体を確認すると、ヒットしたのはどうやらブリのようです。かなりの重量感に一瞬フックの強度が心配になりましたが、気を緩めて弱気になるとロクなことがないため、寄せ波に合わせて強気に魚をズリ上げました。磯に横たわったブリはやたらと黄色く、丸々と肥えています。サイズを計測すると、全長100㌢で重さが10㌔。何ともキリのいい数字にめでたさを感じ、大満足の1匹となりました。それにしても、今回のような浅場でブリがヒットしたことに驚きました。

ショアジギング・ブリ3
コンディションのよいブリをキャッチ。驚くほどのシャローで食ってきました。

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