釣りの新たな楽しさを体感!! SUPフィッシングのススメ|【SHORE SNIPER vol.34】
SUPフィッシングの注意点
装備が整えば魚がいるであろう場所まで漕ぎ出して釣りをするだけですが、やはりいくつか注意点があります。まずは船の往来がある港口や航路などは避けること。そして、当然禁漁区などへは近づかないようにします。
さらに、波があるときは注意が必要ですが、これは見た目や体感的にも分かりやすい部分だと思います。それよりも気をつけたいのは風です。SUPは海に浮いている大きな葉っぱのようなものなので、風で簡単に流されてしまいます。沖から岸に向かって吹くオンショアの場合はよいのですが、岸から沖に向かって吹くオフショアの場合は岸に戻れなくなる危険性もあります。そのため、出発時だけではなく、1日を通した天気予報、風向き、風速、波高などは必ず把握しておき、安全マージンをしっかりと確保したうえで楽しみましょう。
ボードに乗ることに慣れ、操作のウデを磨いたうえで以上の点に注意すれば、広大な海上を自由に移動して釣りが楽しめます。海中の様子も把握しやすく、魚と至近距離で対峙できるSUPフィッシングならではの楽しさがあるので、きっとショアの釣りでは味わえない新鮮な気分を満喫することができるでしょう。
なお、最初は釣行するフィールドでSUPを扱っているショップなどに問い合わせてみるとよいと思います。ボードなどのレンタルはもちろん、扱い方や注意点などをアドバイスしてもらうことができますし、海のことだけではなく、魚のことやポイントの状況などについても、そのエリアのエキスパートに伺うのが間違いないと思います。みなさまも機会があればぜひチャレンジして下さい。
参考までに、私がいつもお世話になっている外房エリアのショップは以下の通りです。
■マリブポイント(千葉県勝浦市・☎︎0470・64・6480)。
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・プレジールアンサー パワーアームPA75(RGモデル)
【リール】
シマノ・ツインパワーXD C3000XG
【ライン】
シーガー・PEX8 1.5号
【リーダー】
シーガー・プレミアムマックスショックリーダー26.5Lb
【ルアー】
タックルハウス・TKLM 9/11
アイマ・プガチョフコブラPG90
【フック】
カルティバ・STX-45ZN #4、#6
【大野 祐・プロフィール】
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