釣りの新たな楽しさを体感!! SUPフィッシングのススメ|【SHORE SNIPER vol.34】

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私がロックショアゲーム以外に楽しんでいるのがSUPフィッシングです。大海原を自由に移動できる爽快感はもちろん、海中の様子も把握しやすく、魚と至近距離で対峙できるなど、ショアの釣りとはひと味違う新鮮な楽しさが味わえます。今回は番外編としてそんなSUPフィッシングの始め方や注意点を私なりに紹介したいと思います…

Text & Photo 大野 祐

ロックショア・ヒラマサのあとはSUPフィッシングを満喫

梅雨明けから連日の猛暑が続き、体に厳しい夏となりましたが、みなさまいかがお過ごしだったでしょうか? 私は夏場もかわらず磯には立っていましたが、東向きの海岸線の千葉は朝から日が当たり、過酷な猛暑となるので竿を振るのは早朝のみ。その中で残念ながら目当てのヒラマサには巡り会うことができず、夏の定番といえるショゴ(カンパチ幼魚)やイナダ(ブリ若魚)などが相手をしてくれたものの、目立った釣果は上がりませんでした。

そして、8月は例年にないほどナギ続きだったため、磯の朝練後は海に漕ぎ出してSUPフィッシングを楽しむ機会が増えました。こちらはたくさんの美味な魚が相手をしてくれ、十分に楽しむことができました。

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磯の朝練のあとはSUPで少し沖に出て、癒しの釣りを満喫しました。

そんなわけで、今回は私がロックショアゲーム以外に楽しんでいるSUP(スタンド・アップ・パドルボードの略)フィッシングについてご紹介したいと思います。いつもお届けしているショアの釣りからは若干離れてしまいますが、本格的なオフショアゲームと違ってショアライン沿いで楽しめます。普段から通い慣れている外房の海ですが、実際に海上に立つと細かな地形やストラクチャーの有無なども含めて新たな気づきや発見があり、ショアの釣りにもプラスになる部分が多いと感じています。対象魚はブリ・ヒラマサ・カンパチなどの青物をはじめ、ショアからは可能性の低いハガツオやスマガツオ、さらにはマダイやヒラメ・ハタ類など、バラエティーに富んだターゲットのヒットが期待できます。

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今冬には漢磯こと赤木光広さんともSUPを楽しみました。磯の大物とのファイトで要求される体幹の強さも鍛えられますよ。

SUPフィッシングを楽しむための準備

さて、SUPを楽しむには当然ボードとパドルが必要ですが、ボードはハードタイプとインフレータブル(空気を入れて膨らます膨張式)タイプに大別できます。そして、SUPで釣りを楽しむならハードタイプが安心ですが、保管場所の心配がなく、持ち運びなども便利なインフレータブルタイプも選択肢としてアリです。いずれにしても、最初はお試しということでレンタルがおすすめです。

続いてタックルですが、大きな魚が相手でも強いタックルは必要ないと感じています。というのも、魚がヒットするとボードごと引きずられてしまいますし、根掛かりしたときもラインを切るのが困難になります。また、ロッドが長いと取り回しに難があるので8㌳以下が便利です。知人はバスロッドなども使っていますが、ヒラマサなどがヒットすると折られる心配もあるため、ボートシーバス用がベストだと感じています。

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SUPフィッシングにマッチするタックルでストレスなく楽しみましょう。

次にリールですが、ポイント(水深)によって有効となる釣り方が異なるため、それに応じてスピニングとベイトを使い分けることになります。ホームの外房は浅場なのでスピニングタックルによるキャスティングが主体。水深のあるポイントでジギングやタイラバを楽しむ場合はベイトタックルが使いやすいと思います。

ラインは対象魚やフィールド、釣り方に合わせて0.8~2号を使い分けています。ルアーもターゲットや水深に合わせて好みのものを使えばいいでしょう。私の場合、外房ではミノーやトップウォータープラグを主体に、シンキングペンシルやジグなども用います。

あとは荷物をなるべくコンパクトにまとめること。そして、万が一の事態に備えて携帯電話を防水ケースに入れて持参するのが望ましいです。

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キャスティング、ジギング、タイラバといった具合にポイントやターゲットに応じた釣りを展開します。

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