手軽かつエキサイティングなメッキゲームにチャレンジしよう!! | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

手軽かつエキサイティングなメッキゲームにチャレンジしよう!!

メッキ・ポイント・釣り方1

水面を割るバイトやチェイスが目視でき、大興奮の展開が楽しめるメッキゲーム。釣期、エリア、タイミングさえハズさなければ、高確率で釣果が期待できますよ!!

解説:中瀬直行

メッキ狙いで有望となるポイント&タイミング

河口では四季を通してさまざまなルアーゲームが楽しめますが、夏以降はメッキが盛期を迎えます。ルアーへの反応は良好で水面を割るバイトやチェイスが目視できるので大いに楽しめます。河口付近にはフィッシュイーターの好むベイトが多くいますが、メッキもこれを目当てに回遊してきます。マイクロベイトの群れを追いかけ回し、ボイルしているシーンもときおり見られます。

基本的にはいったん河口(河川内)に入ると、シーズン(7~12月)を通して抜けることはなく、水温が低下する12月ごろまで狙えます(水温低下が限度を越えると死滅します)。

初期は10㌢ほどの小型が多く見られ、日を追うごとにサイズアップしますが、ベイトを捕食して成長するのか、群れ自体が異なるのかは定かではありません。とにかく初期は小型が多くてフックアップしにくいケースもあるため、ターゲットのサイズに合わせたルアー選択や釣り方が必要となります。

釣行のタイミングについては、河口から河川内では潮位に関係なく流れが発生しています。そのため、まづめどきはもちろんですが、ヨレが発生する満潮から下げのタイミングでベイトが溜まりそうな場所を狙ってランガンすれば釣果に繋がることが多くなります。

メッキ・ポイント・釣り方2
メッキ・ポイント・釣り方3
常に流れが発生しやすい河川絡みのポイントでは、ベイトの溜まるヨレを意識して探りましょう。

また、オープンエリアでも釣果が期待できますが、やはり地形変化を狙うのがセオリー。メッキはブレイクラインに沿って回遊していることが多いため、遭遇率を高めるためにも起伏に富んでブレイクラインがほどよく続く場所に目を向けましょう。その場にベイトの気配がなくてもメッキは餌を求めて回遊しているのでどこかで出会えるはずです。

他にも河口や河川に隣接する漁港も有望。スロープやテトラ、堤防など変化のある場所も多く、潮通しのよい漁港もあるのでこちらもチェックするようにしましょう。

メッキ・ポイント・釣り方4
河川に隣接する漁港も有望。ストラクチャーや変化のある場所に注目しましょう。

いずれにしてもメッキは釣期、エリア、タイミングさえハズさずに狙えば、高確率で釣果が期待できるターゲットです。狙い目となるのはやはり朝夕のまづめどきですが、他にも潮がよく動く時間帯もよく口を使います。

また、河口(河川を含む)では潮位の高い時間帯が有望だと感じています。捕食目的の高活性な群れがシャローに入ってきて釣りやすくなるからです。特に干潮時に干上がるような浅場はベイトを追い込みやすく、メッキにとって都合のよい場所となるので見逃せません。

まとめると「まづめどき、満潮、シャロー+ブレイクなどの地形変化」が狙い目となります。ただし、これはあくまでも効率を重視したうえでの狙い方であり、ポイントによっては異なるタイミングが有望となることもあります。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう