ショアヒラマサ・出会いの確率を高める取り組みについて|【SHORE SNIPER vol.33】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

ショアヒラマサ・出会いの確率を高める取り組みについて|【SHORE SNIPER vol.33】

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ヒラマサとの出会いの確率を高めるために…

その後、7月中旬以降は外房エリアに真潮(親潮波及による南からの潮流)が入ることが多くなりました。

そんな中、マメに釣行して毎回青物やヒラスズキをキャッチすることができました。ただ、手にしたのは50~70㌢ほどのイナダ~サンパク(ブリの若魚)やショゴばかり。目当てのヒラマサに巡り合うことはできませんでした。

ショア青物ゲーム・ヒラマサ4-1
ショア青物ゲーム・ヒラマサ4-2
以降の釣行では本命のヒラマサこそ不発でしたが、ヒラスズキや夏のターゲットたちが相手をしてくれました。

前回もご紹介した通り、やはり大本命のヒラマサに巡り会うには運的な要素が必要というのが正直なところです。しかし、だからといってすべてがなすがままというような受け身の釣りではありません。私がいつも思っていることは、釣果へ近づくために可能性を積み重ねていくということ。まずはフィールドの状況を見て釣れそうな場所とタイミングを見極めます。そして、アプローチではキャストの回数や精度、飛距離、コンディションにマッチしたルアーの選択および操作など、自力でヒラマサをキャッチするための可能性を高められるファクターは数え切れないほど存在します。

それぞれが可能性アップに繋がる割合はわずかだと思いますし、すべてをそれに繋げるのは難しいことだといえます。ただ、自分のできる範囲で、マイペースで取り組んでいけば結果に近づけるのではないか…。私はそれを日々の釣行における思考のベースにしています。

そうやって釣果に結びついたときは大きな達成感や充実感が得られます。また、その日はダメでも継続することで次回へのモチベーションになったり、仲間との釣り談義にも花が咲くのではないでしょうか。私は結果がどうであれ、そのプロセスこそが釣りの楽しみだと感じているのですが、みなさまはいかがでしょうか?

ショア青物ゲーム・ヒラマサ5-1
ショア青物ゲーム・ヒラマサ5-2
結果に繋がるまでのプロセスを目一杯楽しむ!! そんなスタンスで日々フィールドに立っています。

さて、今後は梅雨が明け、秋に向けて台風なども発生するでしょう。さらに熱中症や全国的なコロナウイルスの蔓延など、体調や安全管理には十分に留意してよい釣りを楽しんで下さい。


使用タックル

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス アキュラ100HH(RGモデル)
ゼナック・デフィ ミュートス ソニオ100M(RGモデル)

【リール】
シマノ・ステラSW14000XG、ステラSW5000XG

【ライン】
YGKよつあみ・ロンフォートオッズポートWXP1 5号
YGKよつあみ・ガリス ウルトラジグマンWX8 PE 3号

【スペーサー&リーダー】
YGKよつあみ・ガリス イソハンター20号
YGKよつあみ・ガリス FCアブソーバー100Lb、35Lb

【ルアー】
タックルハウス・K2F162
Maria・リライズS105

【フック】
カルティバ・STX-58 #1/0、#1


【大野 祐・プロフィール】

ホームの房総エリアでメーターオーバーのヒラマサを数多く仕留めているアングラー。釣況の好不調にかかわらずウェットスーツスタイルで年間を通して磯に立ち、腕を磨くとともに知識を深めている。

【磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて】
【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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