釣りがますます楽しくなる情報収集術とその生かし方|【北陸ショアゲームイズム vol.14】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

釣りがますます楽しくなる情報収集術とその生かし方|【北陸ショアゲームイズム vol.14】

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釣りをいっそうおもしろくする取り組み

情報化社会といわれる現在は、SNSなどでリアルタイムの釣果情報を簡単に入手することができる。これを参考に釣行すると、長く釣れ続いたり、すぐに休みが取れる場合はいいのだが、通常はなかなか都合よくいかないもの。釣りでは「あとの祭り」というのがよくあることだし、結局人間に合わせた釣行プランは失敗する可能性が高いと感じている。そのため、私は入ってくる情報を参考程度に留めている。

では、普段の情報収集では何を重要視すべきなのか? 磯やサーフでシーバス・青物を狙うことが多い私が大切に考えているのはリアルな波風の数値や予報、そして自身が蓄積してきた記録である。数値や予報については『国土交通省港湾局 全国港湾海洋波浪情報網 ナウファス』(https://www.mlit.go.jp/kowan/nowphas/)を閲覧して情報を得ている。観測地点の有無や多少の誤差はあるものの、釣行に役立つ情報を得ることができる。

そして、その情報をもとに別のサイトでライブカメラを映像を確認。地元、北陸エリアの場合は『Live Catch! 2』(livecatch2.web.fc2.com/)を利用している。

両者を利用することで、数値と映像の両方でリアルな海の状況を把握することができる。普段からこのような作業を楽しんで行なうことにより、アングラーとしてのイメージ力がアップすると感じている。

釣り・情報収集法5
調べた数値と実際の映像を比較することが非常に重要。その積み重ねで海のことを深く知り、イメージ力アップに繋げたい。

さらに、自分が釣行を予定している日の状況を予想してくれるのが『Windy.com-風、波とハリケーン予測』というスマホのアプリだ。こちらは大気や風などを視覚的にとらえることができ、質の高い情報が入手できる。

以上の情報を総合的に考えれば海の状況をイメージしやすく、なおかつ安全に釣りを楽しむことができるはずだ。そして、釣果に繋がったときはその模様を自分なりに記録する。

釣り・情報収集法6
自身の視点で記録した情報や結果は、釣り人として大きな財産となるはず。

そうやって自分の中で基準を作れば、記録をもとに例年との違いなども割り出せるし、そこから変化に対応することができれば釣りがよりおもしろくなることは間違いない。興味のある方はぜひ実践して下さい。


【丸山政寅・プロフィール】

地元、北陸エリアのフィールドをところ狭しと駆け回る行動派。磯でのシーバスや青物狙いをメインに、「旬を追う」をモットーにメバリングやエギング、サクラマスゲームにも精通するマルチアングラー。


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