こだわり派も必見!! リールのメンテナンス術|【南紀沿岸警備隊 vol.9】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

こだわり派も必見!!  リールのメンテナンス術|【南紀沿岸警備隊 vol.9】

リールのオーバーホールについて

釣り好きの方にはメカフェチ(機械オタク)が多いという印象がありますが、かくいう私もその1人(というか、仕事で車やバイクの整備などにも携わっています)。リールの簡易的なオーバーホールも自分で行ないます。以降の内容は「オーバーホールには興味があるけどちょっと…」という方に参考にしていただければと思います。

まず、リールの分解についてはインターネットで検索すると詳しい方法や解説動画などが出てきます。それらをよく見て手順やリールの構造などを理解して下さい。分解時にシム(薄いワッシャー)が出てくることもありますので、部品のついていた場所や順番などを忘れないように注意して下さい。

続いて必要な工具について。まずはプラスとマイナスのドライバーをネジのサイズに合わせて数本用意。あとは先端が六角形になったトルクスドライバーも必要です。これらは100円ショップの工具でも品質のよいものが多く、十分に使えます。

一方で、遊び、趣味の世界なので工具にもこだわりたいという方も多いと思いますが、私の場合、ドライバー類はすべて「PB SWISS TOOLS」というメーカーのアイテムを愛用しています。確かな品質で精密作業からDIYまで幅広く活躍してくれます。工具量販店などでたまにセールをしていますので参考までに。

釣り具メンテナンス・リールのオーバーホール3

その他、リールのオーバーホールに必要なアイテムは以下の通りです。


①メガネレンチ
②ピンセット
③綿棒
④キッチンペーパー
⑤パーツクリーナー
⑥オイルスプレー
⑦グリス
⑧筆


「初めてなのでちょっと心配」という方は、最初はハンドルノブ、ラインローラーあたりからチャレンジしたり、不要なリールがあればそれで試してみるのもいいと思います。分解時はとにかくネジのサイズに合わせた工具を使用することが重要。これが合っていないとネジ頭をなめてダメにしてしまいます。

あとはネジが錆(塩害)で固まっていそうなときはオイルスプレーを吹き、浸透させてから緩めるようにしましょう。オイルスプレーについてはやや高額ですが、WAKOSのラスペネというアイテムが最強だと感じています。

釣り具メンテナンス・リールのオーバーホール4
ネジが塩害で固まっているときは強引に緩めないよう注意しましょう。それとネジを掴むときなどにはピンセットを用います。

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