メバリングの即戦力・ゼロから始める遠投フロートリグの釣り《前編》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

メバリングの即戦力・ゼロから始める遠投フロートリグの釣り《前編》

遠投フロートリグにマッチするタックルセッティング

沖(離れた場所)のアタリほど感知しにくいため、ロッドはメバルがワームを吸い込んだ瞬間のバイトを感知しやすいチューブラータイプを使用。さらに遠投できる7~8㌳クラスで最大ルアーウェートが7~10㌘のものを選択しています。ちなみに、個人的には15㌘程度のウェートオーバーならベリーからバットに加重させ、柔らかくキャストすればロッドパワーが足りなくても対応できると感じています。とはいえ、不安に思われる方は最大ルアーウェートが15㌘の8㌳クラスで、掛けバラしにくいレギュラーテーパーのものを選べばいいでしょう。

フロートについては10.5㌘をメインに、7~15㌘を状況に応じて使い分るようにしています。ラインは伸びが少なく、感度と強度に優れた0.2~0.3号のPEラインを使用。リーダーはフロロ1.25号をFGノットで結束し(※結束方法はこちらを参照)、ジグヘッドはリーダーの長さや潮流の速さなどを考慮して0.3~1㌘の間で選択。潮位や潮流の変化、ターゲットの活性に応じてベストな重さを探っていくように心がけています。

ワームは1.3~2.2㌅で波動の異なるものを数種類用意。その日のベイトにマッチしたものを使用するようにしています。

メバリング・遠投フロートリグ5
実釣では当日の状況に合わせてリグを煮詰めていく作業が重要となります。

《参考タックル》ロッド=ヤマガブランクス・ブルーカレント72/TZ(10.5㌘までのフロートを使用する場合)、オリムピック・グラファイトリーダー フィネッツァ862UL-T(15㌘のフロートを使用する場合)/リール=シマノ・ヴァンキッシュC2000S、ダイワ・セルテート2000S/ライン=バリバス・アバニ ライトゲームPE0.3号/リーダー=サンライン・スーパートルネード1.25号(フロロカーボン)/フロート=アルカジックジャパン・シャローフリーク7.5㌘、10.5㌘、15㌘/ジグヘッド=アクアウェーブ・A.W.ロックヘッド0.3~1㌘、A.W.スイムヘッド0.3㌘/ワーム=アクアウェーブ・アクアウェーブ・スーパージャコ1.6㌅、フラップイール2.2㌅、マッスルバグ1.4㌅

 

さて、《前編》では遠投フロートリグの基本情報とタックルについて紹介させていただきましたが、実際の釣り方については《後編》で詳しく説明させていただきます。

(※《後編》に続きます。明日公開予定)


【笹川昌紀・プロフィール】

メバリングやアジングをはじめ、ヒラメやマゴチ・タチウオ・マダイなど、幅広いショアゲームに精通するエキスパート。ゲーム性とともに食味も重視して旬のターゲットを追い求めている。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう