ロックショアゲームにおける青物ミノーの有効性を公開!!|【VS青物=FUSION STYLE= vol.4】
ベイトレンジに合わせたミノー攻略
さて、昨年(2019年)の12月末には五島列島に足を運びました。当日は目視できるベイトこそいなかったものの、沖合でカツオドリが海面に差している状況でした。最初は反応もありませんでしたが、狙いの潮にかわってからはダイビングペンシルの後方に魚がついていることを確認できるようになりました。
しかし、なかなか深いバイトまでは持ち込めず、苦戦を強いられる展開に…。ただ、魚の反応はあるので「ベイトのレンジが少し入っている」という予想を立てました。そこで、横方向の動きを意識しているであろう魚に対し、少しレンジを入れて一定層を引くことができるミノーでアピールすることにしました。
すると答えはその2投めに出ました。リーリングからのジャーキングで誘ったところ、ミノーを引ったくるようにバイトしてきてヒット!! 心地よい引きを楽しませてくれたのは冬に美味なブリでした。
このようにトップへの反応があるものの、ベイトレンジや遊泳層がやや沈み気味のときはミノーイングも有効なパターンの1つになります。
青物ミノーの可能性
青物ミノーはロックショアの青物狙いにおいてまだまだ未開拓な部分が多いと感じています。今回ご紹介した有効性や使い方以外にも、おもしろいミノーイングパターンの発見があると思いますので、まずはタックルボックスに青物ミノー忍ばせ、磯でその可能性を追求して下さい!!
青物ミノーを使った実釣解説動画
使用タックル
【リール】
シマノ・ステラSW14000XG
【ライン】
バリバス・アバニ キャスティングPE SMP 8号
【リーダー】
バリバス・オーシャンレコードショックリーダー180Lb
【ルアー】
Maria・ボアーSS195
Maria・ボアーSS170(プロト)
【フック】
カルティバ・ST-66 #3/0
カルティバ・ST-66 #2/0
【SHUN・プロフィール】
青物ゲームをメインに全国各地のフィールドに足を運ぶエキスパート。現在は伊豆諸島の神子元島・鵜渡根群礁をホームグラウンドとし、他にも出身地である愛媛県への釣行頻度も高い。フィールドで得られる複合的な要素を分析してターゲットの動きを最大限に予測。その根拠に基づくプロセスを大切にして海と向き合い、「海を知り、魚を知る」をモットーに釣りにおけるロマンを追い求めている。
【SHUN・インスタグラム】https://www.instagram.com/shun.1o1
【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】
上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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