大型青物に関する時合の考え方|【ショア大型青物への道 vol.12】
最近は秋の好期を満喫するべくランガンの釣りを展開しています。このパターンではやはり釣行のタイミングが重要となります。特に大型青物は時合が独特だから…
Text & Photo 越智信清
晩秋を迎え、海もようやく秋本番という感じになってきました。みなさん楽しい釣りをされていますか? 私は前回の記事(【大本命の大型ヒラマサに遭遇!!】)でご紹介したヒラマサとのニアミス以降も淡々と四国南西部の地磯に通っています。
ただ、ヒラマサと遭遇した地磯はその後に平常通りの状況となり、ワクワクしなくなったので足が遠ざかっています。やはり回遊魚狙いは好機を逃すとイチからやり直しですね。今回はそんな私の泥臭い釣行の模様をお伝えします。
狙い目の潮目が出現!!
10月下旬、朝イチはヒラマサとニアミスした地磯が気になって仕方なかったのでそこへ向かいました。潮汐からすると、この日怪しい潮目が現れるのは夜明けから1時間後のタイミングでした。そのため、確認の意味もあって集中してキャストを続けます。
ポツリポツリとヤズがヒットする中、いよいよ狙いの潮目が現れました。そして、ヤズの反応が完全になくなり、大型青物が出そうな雰囲気となりました。しかし、期待とは裏腹に何ごとも起こらないまま狙いの潮目は消えてしまいました。
こうなると気持ちがソワソワしてきます。そこで、急いでタックルを片づけてランガンの釣りへと切り替えることに。15㌔ほど離れた地磯に移動してさっそくポイントにエントリーしました。
ほどよく時化た海にダイビングペンシルを投げ込むと、出るは出るはのヤズ祭り。60~70㌢のヤズがほぼ毎投反応してきます。この地磯では過去にヒラマサや10㌔オーバーのブリを釣っており、大物が出るタイミングは自分なりに掴んでいます。狙い目となる潮目が発生するのですが、この日はそれが2時間後に現れる予定です。
その後もヤズを釣ってはリリースの繰り返しで、休憩を取りながらボチボチと投げ続けます。そして、そうこうしているうちに予定よりも早く狙いの潮目が現れました。
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