《四国〜九州上陸編》憧れのフィールドでの青物ゲームでは予期せぬ試練が…|【Fishing Trip vol.3】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

《四国〜九州上陸編》憧れのフィールドでの青物ゲームでは予期せぬ試練が…|【Fishing Trip vol.3】

船釣り・イトヨリダイ・ヤミハタ1

自宅のある兵庫から最終目的地の鹿児島まで、数多くの釣り場を巡る釣り旅をしている松井と田中です。前回の投稿から間が空いてしまいましたが、今回も引き続き夏休みを利用した我々の釣り旅の模様をお伝えさせていただきます!!

Text:松井 陸/Photo:田中雄大

台風後の河川でシーバス狙い

8月11日まで高知県宿毛市の沖ノ島で釣りを楽しみ、12日の朝に片島行きの船に乗って宿毛駅近くにある田中君の親戚宅に戻りました。本来ならもう少し沖ノ島で釣りを続けたかったのですが、台風10号の影響で定期船が止まってしまう恐れがあったため戻ることにしました。

沖ノ島での釣りの模様は前回の記事(高知県・沖の島で憧れのターゲットに挑戦!!)でお伝えした通りですが、相棒の田中君は沖ノ島でヒラスズキを3匹、ハマフエフキを1匹釣り上げて満足の結果でした。一方、私はグレが1匹だけという残念な結果に…(笑)。まさかここまで明暗が分かれるとは思ってもいませんでした。そして帰りの船中、私と田中君は次のような会話を交わしました。

松井「今回の旅中にもう1回沖ノ島に行かん?」
田中「オレは全然エエで」
松井「リベンジするわ!! 」
田中「おう!!」

そんなわけで、当初の最終目的地であった鹿児島に行ったあと、再び沖ノ島に戻ってくることになりました。

そうと決まり、改めて気合が湧いてきた私ですが、宿毛の親戚宅に到着して数時間、田中君が39度の熱を出しました。さらに、夜中には台風が直撃。結局、釣りができたのは島から戻って4日後でした。

台風後ということで河川が増水していると考えた私たち。16日の夜に宿毛湾に注ぐ松田川の橋脚回りで5日ぶりに竿を出すことになりました。ターゲットはシーバスです。

いかにもシーバスがいそうな明暗部へキャストし、ゆっくりとミノーをトレースするも反応がありません。そこで少しトゥイッチを加えてバイトを誘います。すると田中君に30㌢ほどのセイゴがヒット!!  続いて私も同サイズのセイゴをキャッチしました。まだまだ釣れそうな雰囲気でしたが、翌日に船釣りを控えていたのでこの日は早めに納竿しました。

船釣り・イトヨリダイ・ヤミハタ2
5日ぶりの釣りで狙い通りにシーバスをキャッチ!! この日は田中君が病み上がりということもあり、翌日の釣りに備えて無理をせずに竿を置きました。

うれしい初物をキャッチ!!

翌日は16時ごろに出港して船釣りを開始。オモリと3つのハリを使ったシンプルな仕掛けを用い、餌はエビとキビナゴを使用。水深65㍍ほどのポイントで底を取ってアタリを待ちます。

すると、さっそく私の竿がグングンと曲がったので瞬時に合わせを入れました。バラシにビビりながらも、慎重に上げてきたのはイトヨリダイ!!  これまで見たことのない魚だったのでとてもうれしい1匹です。

船釣り・イトヨリダイ・ヤミハタ3
幸先よくイトヨリダイをキャッチ!!

その後は反応が途絶えたのでポイントを移動。ヤミハタやカサゴを狙って岩礁帯にやってきました。ヤミハタも釣ったことのない魚でしたが簡単にヒット。とても楽しい時間を過ごしました。ちなみに、ヤミハタとカサゴはエビよりもキビナゴに好反応を示しました。

船釣り・イトヨリダイ・ヤミハタ4
船釣りでは新たな魚との出会いもあり、有意義な時間を過ごすことができました。

台風直後という厳しい状況ながら、無事に魚と出会えた私たち。その後、18日の朝には愛媛県の三崎フェリー乗り場から船で大分県へと向かいました。九州上陸に胸が高鳴ります。

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