晩夏のホームフィールドでカンパチが連発!!|【F.R.E.A.M vol.10】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

晩夏のホームフィールドでカンパチが連発!!|【F.R.E.A.M vol.10】

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晩夏のホームフィールドでカンパチが連発!!|【F.R.E.A.M vol.10】

カンパチというターゲットについて

あくまでも個人的な意見ですが、カンパチは目がよくて捕食能力に優れており、イラッとしたときなどに急にバイトスイッチが入るように感じています。そして、ルアーはクリア系カラーや、ローライト時にはブラックが有効で、波動の強いミノーやジグに好反応を示しやすいという印象を持っています。

また、ローライト時や朝夕のまづめどきがチャンスタイムで、日が昇りきったら足もとから水深のある堤防や磯の深場に移動し、メタルジグをチョイ投げしてタテの釣りで瀬際を攻めるとよく食ってくるというイメージを持っています。

ヒット後にまさかのできごとが!!

さて、話を釣行の模様に戻すと、翌2日めはまだあたりが薄暗い中でキャストを開始。前日の失敗もあるのでライトタックルは封印し、強いタックルで挑みました。

すると、アプローチを開始して30分ほど経過したころに何かがヒットしましたが、あまり引きません。スルスルと寄せてきてキャッチしたのはネイゴ(カンパチの若魚)でした。その後も同サイズが3匹ヒットしました。

一方、東村さんはライトタックルでカンパチをヒットさせ、素晴らしいやり取りで無事にキャッチ!!  70㌢近い立派なサイズを手にしました。

ショア青物ゲーム カンパチ7
安心感のあるファイトで難なくカンパチをキャッチした東村さん。

その後はすっかり日が昇り、僕は諦めモードでキャストを続けていました。しかし、まだチャンスはあるという東村さん。その言葉通り、9時ごろに東村さんがカンパチを掛けました。そして、スムーズに足もとまで寄せてきたところで、何と後ろからついてきた別のカンパチもヒット!! ギャフを打って無事に取り込みましたが、まさかのカンパチのダブルキャッチとなりました。

その光景を目の当たりにして、期待を膨らませてキャストを再開。しかし、残念ながらその後はカンパチからの反応が途絶え、終了の時間を迎えました。今回もそうですが東村さんとは一緒に竿を出す機会が多く、いつも勉強させてもらっています。今回も僕が諦めていた状況下でダブルヒットに持ち込み、自身の判断が誤っていたことに気づかされました。

ショア青物ゲーム カンパチ8
カンパチのダブルキャッチという偉業を達成!!

フィールドを守るのはアングラーの使命

最後に、我々KFC(Kagoshima Fishing Crew)のメンバーはホームの鹿児島の海を心から素晴らしいと感じています。南薩、北薩、大隅、錦江湾、そして、ハイポテンシャルな数々の離島を含め、すべてが貴重なフィールドです。みなさんもそれぞれのフィールドに対する思いは我々と同じだと思いますし、そのような場所を心ないゴミ放置などの問題で失うことがあってはなりません。

先日、僕がよく行くキャンプ場にもゴミが散乱していました。空き缶やバーベキューで出たゴミなど、ゴミ袋にして5袋ほども放置されていました。このような光景を目にすると本当に残念で腹立たしい気持ちになります。自分たちが遊ばせてもらっているフィールドに対し、感謝の念を持って接するのは当然だと思いますし、ゴミを放置して帰るなどはもってのほかです。そのような現状があることを知り、我々アングラーはフィールドへの感謝の気持ちを常に忘れず、気持ちよく竿が振れる環境をみんなで守っていきましょう。


使用タックル

【ロッド】
ダイコー・ジャークナイト1002XXH

【リール】
シマノ・バイオマスターSW8000HG

【ライン】
シーガー・PEX8 4号

【リーダー】
サンライン・トルネード ベーシック船ハリス16号

【ルアー】
マリア・ローデッドF180

マリア・ローデッドF140


【KONG・プロフィール】

鹿児島のSWルアーゲームフィッシングクラブ、KFC(Kagoshima Fishing Crew)に所属。クラブのスローガンである「魚至上主義」のもと、ロックショアでの青物やロックフィッシュ狙い、エギングなど幅広い釣りを楽しんでいる。また、恵まれた体格とタフネスさでヘビーウェートジグを休憩なしで半日シャクり続けるなど、ストイックに釣りを追求している。

【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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