晩夏のホームフィールドでカンパチが連発!!|【F.R.E.A.M vol.10】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

晩夏のホームフィールドでカンパチが連発!!|【F.R.E.A.M vol.10】

ショア青物ゲーム カンパチ1-1

久々にホームである鹿児島県大隅内湾エリアでカンパチを狙ってきました。これといった情報がない中でのアタックでしたが、溜まりに溜まった釣りストレスを存分に発散することができました!!

Text & Photo:KFC・KONG

大隅内湾エリアでカンパチ狙い

7月から8月中旬までは仕事で地元の鹿児島を離れていたので釣行できませんでした。さらに帰省後も台風に邪魔をされ、竿を振れない日々が続きました。そして、台風10号が通過したあとにようやく釣行チャンスに恵まれ、溜まりに溜まった釣りストレスを発散すべくフィールドへ。これといったよい情報もない中、例年の傾向とデータをもとに向かった先は大隅内湾エリア。ターゲットはカンパチです。

当日は午前4時に現地着。台風による風と波が残っている状況でした。さっそくタックルを準備しましたが、まだあたりが暗かったのでまずはエギングを楽しんで日の出を待つことに。すると、30分ほど経過したころに「コッ」というアタリが出て300㌘ほどの小イカをゲットしました。

ショア青物ゲーム カンパチ2
久々の釣行となった今回ですが、ますは小イカが癒してくれました。

その後は周囲が明るくなってきたところでタックルをチェンジ。ライトタックルにミノーをセットしました。とりあえず小型の魚がいないか探ってみようと考えてのことですが、結果からいうとこれが大間違いでした。

10投ほどしたところで「ゴッゴン」とアタリがあり、完全に乗ったと感じたところで強烈な合わせを2回入れてファイトを開始。ファーストランが異常に強かったのでトラグをかなり締めて応戦するも、ライトロッドなので主導権を握ることができません。それでもゴリ巻きで何とか足もとまで寄せましたが、待ってましたとばかりに瀬際でカンパチ特有の強烈な突っ込みが。ハンドドラグで対応しながら一瞬「ラインをフリーにした方がいいかも?」と思いましたが、そのまま勝負に出てしまい、足もとの沈み瀬でルアーの少し上のリーダー部分を切られてしまいました。うまくラインをフリーにして勝負どころを間違えなければ、おそらく手にできた魚でした。何より魚にわるいことをしてしまいました…。

ダイビングペンシルにカンパチが連発!!

気を取り直して準備していたヘビータックルにチェンジ。ダイビングペンシルをキャストします。着水後は強いジャークを2回入れてアピール。そこからかなり弱めの力でテンポのよいジャークを繰り返します。すると海面が割れてヒット!!  今度はヘビータックルなので安心してファイトを開始します。強引に巻き寄せ、最後はぶっこ抜いてランディング。64㌢、3㌔ほどのきれいなカンパチを手中に収めました。

さらに、同じダイビングペンシルでアプローチを続けていると再び水面が炸裂!!  同サイズのカンパチがヒットして無事にキャッチすることができました。

その後も同じパターンで1時間ほどアプローチを続けましたが、反応はあるもののイマイチ食い気がないように感じたのでダイビングペンシルをサイズダウン(180㍉から140㍉へ)。ここまでチェックしていなかったポイントにキャストし、前述のパターンでルアーを引いてくると「モコッ」と出て食ってきました。

強引なファイトで足もとまで寄せましたが、やはりすんなりとは取り込ませてくれず、最後の抵抗で強烈な突っ込みを見せます。ラインを出したくなかったのでハンドドラグで対応し、無事に浮かせることに成功。最後は何とか抜き上げて77㌢、4.5㌔の立派なカンパチをキャッチすることができました。

ショア青物ゲーム カンパチ3
ショア青物ゲーム カンパチ4
ショア青物ゲーム カンパチ5
良型も混じり、狙いのカンパチを3匹キャッチ!! 申しぶんのない釣果です。

3匹のカンパチをキャッチできたことに満足し、ここでいったん竿を置くことに。ただし、朝イチに逃がした1匹だけが悔やまれます。

今回は泊まり込みの釣行なので夕まづめまでの時間をシャワーを浴びたり、仮眠したり、エギングを楽しんだりして、久しぶりの釣行を満喫しました。

そして、夕まづめにチームメイトの東村さんと合流。朝に釣果を得たポイントで竿を出しましたが、期待とは裏腹にノーバイトで終了。翌日に期待して竿を置きました。

ショア青物ゲーム カンパチ6
個人的にはエギングも含めて上々の釣果が得られ、ホームの釣りを堪能できた1日でした。

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