夏磯で青物アングラーとしてのスキルと勘を磨くには?|【ショア大型青物への道 vol.9】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

夏磯で青物アングラーとしてのスキルと勘を磨くには?|【ショア大型青物への道 vol.9】

自分なりの充実感を求めて…

翌週も同じ磯で竿を出したのですが、この日もトビウオの姿が。結局、釣果はカンパチの幼魚(40㌢クラス)だけでしたが、特大カンパチに照準を絞り、自分の好きな釣りを思う存分楽しむことができて爽快な気分で竿を置きました。特大カンパチが接岸するのは黒潮やシケ、その他の読み切れない条件が重なったときでしょうから動きを予測することは難しく、気長に通うしかありません。

そんなわけで私自身、この夏もなかなか釣果に恵まれていません。ただ、ヘビーな青物ロッドを夢に向かって振り続けることで、釣れなくても充実感のある釣行を重ねています。秋のベストシーズンに向け、自分自身が青物師として仕上がってきているという手応えを感じています。

真夏のロックショアゲームは過酷です。アタリのない中で投げ続けることは、普通に考えたら辛いもの。ましてや特大カンパチと遭遇できるチャンスは滅多にありません。しかし、私はこの過酷な釣りが大好きなのです。年に1度でいいから、自分自身の限界を引き出すようなファイトがしたい…。そんな強い思いがあるので、そこへ向けて素直に取り組めば結果がどうであれ、清々しいものです。

高確率で魚と出会いたいなら船に乗るべきだと思いますし、磯から大きな魚を釣りたいなら遠征すべきでしょう。地磯での大型青物狙いはあまりに確率がわるい釣りですが、それでも海は繋がっています。何が起こるか分からないので夢があります。それを今までに何度となく味わっていますし、これからもその興奮と感動を追い求めていきたいと思います。

ロックショアゲーム カンパチ・大型青物5
すべては磯で大型青物と出会うための道筋。そのことを前提に目先の釣果にとらわれず、自分なりに納得できる釣りを続けていきたいと思います。

使用タックル

カンパチ狙い

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス デューロ96HHH(RGモデル)

【リール】
ダイワ・ソルティガZ6500H-DF

【ライン・スペーサー・リーダー】
PE5号+PE10号(3㍍)+フロロ(8㍍)

【ルアー】
アジト・El Dorado95㌘

特大カンパチ狙い

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス110HHH-GT

【リール】
ダイワ・ソルティガ7000H-DF
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【ライン・スペーサー・リーダー】
PE6号+PE12号(3㍍)+ナイロン 130Lb(10㍍)+170Lb(3㍍)

【ルアー】
シェルシェイピングルアーズ・トランペット185
シェルシェイピングルアーズ・トランペット230


【越智信清・プロフィール】

地元の愛媛で10歳のころよりSWルアーゲームに親しみ、学生時代を大阪で過ごしたことから激戦区の紀伊半島で釣りの腕を磨く。帰郷後は「その磯のヌシを釣る」ということをテーマに、1年を通して大型ヒラマサを追い求めている。独自の硬派なスタンスでターゲットに挑み、各種トップウォータープラグを用いた釣りを得意としている。

【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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