ライトゲームでカスタムハンドルを使用するメリットとは? | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

ライトゲームでカスタムハンドルを使用するメリットとは?

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特にライトゲームでは感覚が重要となるから…

ターゲットのバイト、ストラクチャーへのコンタクトをはじめとするルアーから伝わる操作感などの多くの情報は、微細な振動という形でアングラーの手もとへと伝わる。その伝わりやすさ、すなわち感度はハンドルの素材や形状、組みつけ精度といったつくりにも左右される。そうした部分に注目し、フィールドや釣法に特化した設計がなされているアイテムをチョイスできるのはカスタムハンドルの魅力であり利点だ。

たとえば、私が使用しているモデルは素材に振動伝達能力が非常に高い超々ジュラルミンやチタンを採用しており、小さなバイトも漏らさずしっかりと伝えてくれる。また、力まずに自然体でリーリングができる巻き心地を追求したバランスにより集中力を維持してより細かな操作が可能となる。極端な表現をすればリグを1㍉だけ動かしたい、水面下5㌢のレンジを一定速度で探りたいといったことも、完全に実現できているかはともかくとして、感覚のうえではそれほど細かな要求にも応えてくれる。少なくとも、ターゲットに違和感を与えてバイトチャンスを逃すのではといった不安を覚えることなくリーリングに集中できることは確かだ。

ダブルハンドルとシングルハンドル

私の場合はダブルハンドルのモデル(LIVRE WING80)を基本としている。ノブが対称位置にあるのでウェートバランスが良好で、回転速度のムラやリーリングのブレが非常に少ない。それによりロッドを不用意に揺らすといったことも回避できる。

シングルハンドルモデルはドライブギヤの中心軸からノブまでの距離の自由度が高く、長いものほどパワフルな巻き上げが可能となる。私はヒット後にストラクチャーから素早く引き離す目的から、シャローエリアでのデカメバル狙いなどにF.V45‐50を使用している。このモデルはハンドル長を45~50㍉の間で自在に調整することができ、手首だけでのリーリングを行なう際に各自のジャストな回転半径に設定できる。

また、カスタムハンドルはノブの選択肢が多いのも魅力。各自の好みに合う形状がきっと見つかるはずだ。

力みは指先の感覚を鈍らせ、スムーズな操作の妨げとなる。繊細さが要求される場面の多いライトゲームにおいてそのようなミスを排除する一助として、カスタムハンドルを使用してみてはどうだろうか。

メバリング&アジング カスタムハンドル3
ダブルハンドルタイプはウェートバランスに優れることからより繊細な操作が可能。一方、素早く、パワフルな巻き上げを目差すなら長さの微調整が可能なシングルハンドルモデルがおすすめ。

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