ヒットした3㌔オーバーのアオリイカの後方に十数ハイの2㌔オーバーが!!|【feel the nature!! vol.4】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

ヒットした3㌔オーバーのアオリイカの後方に十数ハイの2㌔オーバーが!!|【feel the nature!! vol.4】

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ヒットした3㌔オーバーのアオリイカの後方に十数ハイの2㌔オーバーが!!|【feel the nature!! vol.4】

盆と正月が一度に…

アプローチを再開して間もなく、フリーフォールで餌木を落としている途中にラインが走りました。合わせを入れると再びかなりの重量感が…。少し間を置いて先ほどと同じく力強い引きでラインが引き出されました。

シモリの位置を確認しながらヒットしたアオリイカを浮かせて寄せてくると、またもや後方に3バイのデカイカを確認。興奮しながらギャフを掛けて再度雄叫びを上げました。計測すると今度は2800㌘。まさに盆と正月が一緒にきたような気持ちです(笑)。

エギング デカイカ8
興奮冷めやらぬうちに2.8㌔のアオリイカを追加!!

さすがに次はないだろうと思いなからアプローチを再開。キャストして底を取ったあと、スラックジャークからのフリーフォールでまたもや「コン」というアタリが!!  少し送り込んでから合わせると、同じくかなりの重量感が伝わったあとにラインが引き出されました。

沖で浮かせて寄せてくると、またまた2㌔オーバーと思えるアオリイカです。しかし、よく見るとカンナが触腕に掛かっているだけ。それでも慎重なやり取りで足もとまで寄せてきたのですが、ギャフ掛けの際に痛恨のフックアウト…。これまででき過ぎの展開でしたが、一気に現実へと戻されました。

その後も気を取り直して釣りを続けましたが、風の向きと強さがかわってエギングが成立しない状況に。13時前に竿を置きました。

満足感でいっぱいの帰路は那智勝浦に寄ってマグロの町ならではの「マグロの無人販売」にて中落ちを購入。ちなみに那智勝浦ではさまざまな場所にマグロの無人販売所があるため、気分転換や潮待ちのときに訪れるのが楽しみの1つになっています。

エギング デカイカ9
お土産にマグロを購入。十二分に満たされた今回の南紀釣行でした。

今年の南紀は海藻が全体的に薄く、きれいな藻が生え揃っているところに産卵絡みのアオリイカが集中して数が出ているのではないかと考えています。産卵も終盤ですが、よい藻場を見つけることができればまだまだチャンスがあるかもしれませんよ!!

エギング デカイカ10
よい藻場を見つけてタイミングが合えば、デカイカの強引が楽しめるはずです。

使用タックル

【ロッド】
ARES・LESTER Beast Sniper Boron 8.6

【リール】
シマノ・ステラC3000SDH
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【ライン】
HOT’S×MOMOI・SLOW STYLE SSV-X8 0.6号

【リーダー】
Ligare・SENGA1.75号

【餌木】
デュエル・EZ-Q® CAST 3.5号


【中野寛成・プロフィール】

エギングやアジング、メバリングに精通するアングラー。メインに楽しむエギングでは積極的にトーナメントに参戦するなど、日々腕を磨いている。一方で普段の釣行では「リリースあっても外道なし。笑顔で帰る」をモットーに、魚種を問わずにそのフィールドにいるターゲットと向き合う。また、さまざまな観点から海や自然を取り巻く問題について考えるエギンガーズミーティングの実行委員として、自然との触れ合いの楽しさ、大切さを後世に伝えていく活動にも尽力している。

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