ヒットした3㌔オーバーのアオリイカの後方に十数ハイの2㌔オーバーが!!|【feel the nature!! vol.4】

エギング デカイカ1

産卵シーズンも終盤に入ったタイミングでデカイカを狙って南紀に釣行しました。当日は強風に泣かされ、ポイント選びに苦労を強いられたものの、予想だにしない大興奮の展開が私を待っていました!!

Text & Photo:中野寛成

幸先よく1㌔オーバーをキャッチ

デカイカを狙って南紀エリアに釣行してきました。釣行当日は晴天で、ウネリはないものの東寄りの風が強くなるとの予報。そのため、釣りができるのは午前中だけと考えて現地へ向かいました。

海況は数日前の雨と高波の影響で濁りが強く、少しでも外海に面しているポイントは海藻がすっかりなくなっていました。それでもここ最近デカイカが上がっているポイントはどこも複数の釣り人の姿が。そこで先行者が少なく、海藻が残っているであろう場所を捜すことに。数個所のポイントを回ってようやくよさそうな場所にたどり着きました。潮止まりまでの2時間ほどが勝負です。

このポイントはワンドの奥に位置し、きつい濁りは入っているものの藻が少し残っていました。さっそく餌木をキャストしたところ、底付近の潮が動いているのが分かり、状況としてはわるくない感じです。

すると潮止まりまであと30分というタイミングで、足もと付近まできた餌木を「コン!!」と弾くアタリが。すかさず合わせを入れてフッキングに持ち込むと、そこそこの重みが伝わってきました。よく見るとアオリイカが餌木を横抱きしており、カンナが掛かっていません。そこから慎重にやり取りをして無事にキャッチしたのは1200㌘のオスのアオリイカでした。

エギング デカイカ2
カンナが掛かっていなかったのでヒヤヒヤしましたが、何とかキャッチすることができました。

強い濁りが入っていてもアオリイカの活性は高いようです。しかし、釣果を追加しようと潮止まり過ぎまで粘りましたがあとが続かず、風が強くなってきたところで移動を決意しました。

ただ、移動といっても強風が山や岬に当たって風向きが定まらず、どのポイントも厳しい状況です。そこで落ち着いて対策を練ろうと、移動中に通りかかった道の駅で休憩を取ることにしました。

エギング デカイカ3
エギング デカイカ4
道の駅に出ていた朝市を巡って気分転換。予報によると東寄りの風が強く吹くとのことなので、さてどうしたものか…。

目の前に見たことのない光景が!!

休憩後もあいかわらず強風が吹いていました。そんな中、唯一といえる安定した追い風のポイントを見つけてエントリー。改めてポイントを観察するとシャローエリアにシモリが点在しており、足もとには藻場が広がっています。これぞ産卵場といえるような場所です。ひと通りポイントを観察し、餌木をフルキャストしてじっくりと見せ、藻場のエッジで抱かせるイメージで釣ろうと作戦を決めました。

エギング デカイカ5
エギング デカイカ6
足もとに藻場が広がる理想的なポイントを発見。風の影響を考えてもここで粘るのが得策といえそうです。

キャスト後はフリーフォールでボトムを取ります。そこからラインスラックを多めに取り、移動距離を抑えて餌木を跳ね上げるイメージでジャークを3回。そこから再度フリーフォールさせるとラインを弾くアタリが!!  少し送り込んでから合わせを入れました。

ロッドにしっかりと重みが乗りましたが、相手は動きません。「これはデカい!!」と思った直後に勢いよくラインが引き出されました。シモリが点在している場所なので、ラインが触れないよう慎重にやり取りをします。そのとき「コンコン!!」と何かが餌木を触る感触が伝わってきました。

「他にもアオリイカが餌木を追尾してきているのでは!?」と思いながらヒットしたアオリイカを寄せてくると、3㌔オーバーと思われる大型でした。もちろんそれにも興奮したのですが、その後方に2㌔オーバーと思われるアオリイカが十数ハイもついてきました。初めて見るその光景に大興奮!!  どうやら産卵場に群れが差してきたタイミングだったようですが、ギャフを掛けてスミを吐かれた直後に後方にいたデカイカの群れは散っていきました。

ともあれ、磯にアオリイカを置くと同時に嬉しさが込み上げてきて、歓喜の雄叫びを上げました。落ち着いたところでサイズを測ると3200㌘のオス。しばし余韻に浸りたいところですが、先ほどの光景を見たからにはそうもいきません。リーダーが磯に擦れて少し傷がついていたので手早く結び直し、先ほど追尾してきたアオリイカが釣れるのではないかと大いに期待して釣りを再開しました。

エギング デカイカ7
念願の3㌔オーバーのアオリイカをキャッチ。これに驚きの光景が加わって興奮は最高潮に!!


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