釣果に繋がるフックセッティングの妙【ショア・トレブルフック編】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

釣果に繋がるフックセッティングの妙【ショア・トレブルフック編】

実釣時の注意点

トッププラグの場合はエビ(フックがリーダーなどに絡む)になることが多い。そこで私は1~2ランク太いリーダーを使用している。ミノーの場合はリーダーを太くするとアクションに大きな影響がでるが、トッププラグはそれが少ないと感じている。

また、トップゲームではフッキングが難しいもの。バイト時のハデな水柱に見とれてロッドワークを止めてしまったり、思わずびっくり合わせを入れてしまったりすることも多いはずだ。これはある程度の経験を積めば合わせの間合いというか、ロッドに伝わる重みなどでタイミングを計れるようになる。ただ、バイトパターンは魚の活性状況などによってもかわってくるので難しいのは確かである。

タックル面では、やはりルアーに合ったロッドを使用することが重要だ。特にバイトしてきたときにルアーを引っ張る間(ま)が作れるロッドならアングラーに余裕ができるのでフッキング率もおのずとアップする。

また、冒頭で述べたようにフックの形状についてもその日の状況によってストレートポイントがいいのか、ネムリポイントがいいのか、魚を掛けるのに適したタイプを選択する必要がある。そういった部分がルアーゲームの楽しさであり難しさでもある。

さらに、魚をフックアップさせたにもかかわらず、一瞬でバラしてしまうこともある。これを防ぐにはフックポイントのチェックが大切だと考えている。

釣行前に新しいフックに交換したからといって実釣時にハリのチェックを怠ると痛い目に合う。磯に当たって曲がったり、折れたりすることがあるのでこまめにチェックしたい。常にハリ先が尖った状態で挑むのがフッキング率を上げる最良の方法だ。シャープナーをライフジャケットにセットして常備するようにしたい。

ショア青物ゲーム フックセッティング4
私が愛用しているヴァンフック・匠トレブルフック3/0。ネムリの角度が理想的で強度も申しぶんなし。さらにスーパークリアティンコーティングによって錆に強いのも嬉しい。また、ハリ先がルアーのボディーなどに当たってもフックポイントが曲がりにくいというのもネムリ形状のメリットである。

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