初夏の大型メバルをキャッチするために…~①リグ使いを極めよう!!~|【UNCHAIN SKILL act.10】
フロートリグ
広範囲をスローにアプローチできるフロートリグは型狙いよりも数狙い、また初心者でも手軽に釣果が得られるリグとして人気を得てきた。さらに、近年はエキスパートの藤原真一郎氏が提唱されるFシステム(※Fシステムに関連する記事はコチラ)が登場し、これまでのフロートリグの問題点も大きく改善。これにより型狙いでも注目されるようになった。
Fシステムは従来のメリットに加え、PE本線との結束部のリーダーの端糸にフロートを接続することにより、限られた条件ではあるがジグ単と同様の操作性と感度が得られることが強みだ。加えてフロートやジグヘッドのウェート、沈下速度をかえることで、表層~ボトムまですべてのレンジが狙える。
デメリットはFシステムに限らず、リグが絡みやすいこと。もちろん、それを軽減する仕掛けの長さの設定が推奨されているが、それゆえに自由度が阻害される要因にもなる。そこで注目しているのが直進性に優れ、絡みにくいエステルリーダーだ。これで100㌫問題が解決するわけではないが、自由度が広がると感じている。
ジグ単(ジグヘッド+ワーム)
最近ではジグ単の釣りをしたことがないというビギナーの方も多いようだ。理由は釣れないからという。確かに近距離で簡単にメバルが釣れなくなってきたのは事実だが、ジグ単はメバリングのおもしろさが詰まったベーシックリグであることに加え、最も緻密なアプローチが可能で、射程距離の短い至近戦では最強である。
また、ジグ単の釣りで得たスキルはすべてのメバリングに反映できる。だからこそスキルアップを目指す上ではハズせない。まずはイージーな小型の数釣りから始めて型狙いにシフトすればいいだろう。
(※「~②有利な要素を見極めよう!!~」に続きます)
【安田栄治・プロフィール】
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