春の盛期にエギング&青物ゲームを両立!!|【F.R.E.A.M vol.6】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

春の盛期にエギング&青物ゲームを両立!!|【F.R.E.A.M vol.6】

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春の盛期にエギング&青物ゲームを両立!!|【F.R.E.A.M vol.6】

2日めのナイトエギングで再び…

明るいうちにポイントに到着して水温を計測すると19度。前日のポイントとはエリアが異なるので少し低いですが、十分に期待できる水温です。
エギング&青物ゲーム 春シーズン8
前日より少し下がったものの適水温なので期待が持てます。

日が沈んで月が昇り、暗かった海面に月明かりが差し込むようになりました。それから間もなく、宙層で潮流に乗せてドリフトさせていた3.5号の餌木にグーッと重みが乗りました。これはアタリだと確信し、しっかりと合わせを入れるとヒット!! ラインを引き出されながらも少しずつ寄せてくると、今回はしっかりと足の間にフッキングしていて無事にキャッチしました。なかなかのサイズのアオリイカだったのでさっそく重さを測ると前日とほぼ同じ2㌔クラスでした。

幸先のよいスタートに期待が高まりますが、現実はそう甘くありません。1時間ほどキャストを続けたもののアタリはなく、やがて月は厚い雲に覆われて遠くの対岸に連続して稲光が見えました。雨雲レーダーを確認すると、あと30分ほどで大雨と雷に見舞われる予報だったため、急いでタックルを片づけて釣り場をあとにしました。車に戻った直後、予報通りに土砂降りとなったため、粘らずに切り上げて正解でした。

エギング&青物ゲーム 春シーズン9
日没後すぐのタイミングで2㌔の良型アオリイカがヒット!! 粘れる状況ならまだチャンスが残されていたと思います。

さて、春はなかなか天候や水温が安定せず、それにともない釣果にもムラが出ます。自分の中で釣れる条件を満たした状況であってもノーバイトに終わったり、逆に期待薄と思える状況で大釣りができたり…。釣りは予測できないからこそ、毎回新鮮で楽しいのでしょうね。

みなさんも気まぐれな春の天候に振り回されることもあるかと思いますが、心にゆとりを持って安全第一の釣行をお楽しみ下さい!!

【番外編】魚のアラを使った美味なおつまみレシピ

私が釣りが好きでたまらない理由の1つに、釣った魚をおいしく食べられるということがあげられます。釣った魚をアテにお酒をいただく…まさにアングラーとして至福の瞬間です。

私の場合、カンパチなどの青物を釣ったときは、身は刺し身や寿司、漬けにして生でいただきます。また、カマは化粧塩をしてグリルで塩焼きに。アラは大根と一緒に煮たり、アクアパッツァにするなど、おいしくいただく方法がいろいろとあります。マダイなどと同様に捨てるところがありません。

そして、今回は手軽においしくいただける、アラを使った一品を紹介したいと思います。

カンパッツァ(おつまみ塩煮)

※調理時間は約20分。

材料・調味料

■青物(カンパチ・ブリ・ハガツオなど)のアラ…適量
■オリーブオイル…約50cc(たっぷりと使うのがおすすめ)
■乾燥ニンニク…適量(スーパーで100円ほどで購入可能)
■ショウガ…適量(チューブタイプでも可)
■焼酎or料理酒or白ワイン…適量
■塩…適量
■輪切りにしたタカノツメ…適量(お好みで)
■ゴマ油…適量
■ミリン…適量

作り方

①アラの血合いやエラなどを取り除いてブツ切りにする。
②アラに多めの塩を振る。
③常温で15分ほど寝かせたら水洗いし、水気をしっかりと切る。
※ここまでが下ごしらえ
④フライパンにオリーブオイルをたっぷりと引き、弱火で乾燥ニンニクとタカノツメを炒める(※焦がさないように注意)。
⑤ニンニクに焼き色がつき、香りが立ったところでアラを入れて強火にする。

エギング&青物ゲーム 春シーズン10

⑥塩をやや多めに振り、アラの両面にしっかりと焼き色をつける。
⑦焼酎(ワインや料理酒でも可)を3周ほど回しかけ、フタをして蒸し煮にする。
⑧焼酎の水分がなくなるまで強火で煮込んでアルコールと臭みを飛ばす。
⑨アラがヒタヒタになるぐらいに水を加え、ショウガを入れてさらに煮る。
⑩ダシを味見しながら、水と塩でやや塩辛いくらいに調整する。
⑪ミリン(砂糖でも可)少々を加えてまろやかな味に仕上げる。
⑫5分ほど煮たら火を止め、ゴマ油を2周ほど回しかければ完成。

エギング&青物ゲーム 春シーズン11
最高のアテになるのでぜひお試し下さい!!

使用タックル

【ロッド】
ヤマガブランクス・ブルースナイパー100H
※ニューモデルのメーカー商品ページはコチラ

【リール】
シマノ・08ステラSW10000PG
※ニューモデルのメーカー商品ページはコチラ

【ライン】
バリバス・アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 4号(300㍍)

【リーダー】
サンライン・トルネード ベーシック船ハリス18号

【ルアー】
マリア・ラピードF160

シマノ・コルトスナイパー ロックスライド140S AR-C


エギングタックル

【ロッド】
シマノ・セフィアBB S80M

【リール】
シマノ・09ツインパワーMg  C3000

【ライン】
山豊テグス・PEストロング8  0.6号(200㍍)

【餌木】
ヤマシタ・エギ王Qシリーズ


【田村孝介・プロフィール】

鹿児島のSWルアーゲームフィッシングクラブであるKFC(Kagoshima Fishing Crew)に所属。「釣れた魚はおいしくいただく」をモットーにショアからのカンパチ・ヒラマサ・ハガツオ・アオリイカなどを狙っている。

【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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