【ヒラスズキゲームQ&A】Q10.トレースコース、レンジ、リトリーブ速度はどう考えればいい? | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【ヒラスズキゲームQ&A】Q10.トレースコース、レンジ、リトリーブ速度はどう考えればいい?

【磯】意識すべきは別のことのはず…

Answer:赤木光広

トレースラインについては、サラシに理想の流れを見つけたら、それに合わせるようにリトリーブすればいいだけのこと。リトリーブの速度もあまり気にすることはない。というか、波のタイミングに合わせることに集中すれば自ずと決まるものだと思う。

サラシに突入するまではできるだけ目立つようにとトウィッチを入れたりもする。ハデに動くルアーでヒラスズキに「おっ、餌がきた‼」と意識させるためである。しかし、うまくサラシの流れにルアーがハマッてしまえば、それにルアーを委ねるのみである。

特にレンジを気にすることもない。小魚が流れに翻弄されて自由を失った状態の演出に徹すればよいだけである。流れを手もとに感じながら、負荷が弱くなればゆっくりリトリーブを開始し、強くなれば委ねるのみ。非常にシンプルなパターンだ。難しく考える必要はない。それでヒラスズキ本来のハデなバイトが見られるはずだ。

ここに写真を入れる
手もとに伝わる感覚を重視して…。
ヒラスズキ 釣り方3

引き波のサラシは確実にトレース

Answer:加地武郎

キャストが決まれば基本的にはステディリトリーブでOK。なるべくサラシが厚く広がった部分を引いてやればよい。ポイントによっては寄せた波が引いていく流れの筋にサラシが広がる場合があり、そんな部分はスリット形状になっていることが多い一級ポイントだ。

サーフではあまりレンジを考える必要はない。トップ~サーフェースレンジだけの攻略でよい。捕食モードに入ったヒラスズキが回遊してくるエリアだ。魚はベイトを意識していて表層での反応が圧倒的に多い。寄せ波に翻弄されないスピードの範囲内で極力ゆっくりとステディーに引いてやるのがベスト。アクションを入れたりファーストリトリーブでアピールする必要はない。

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