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【ビギナーOK!!】手ごろな波止回りで青物の強い引きを味わおう《後編》

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さらなる釣果を望むには?

ジグをフルキャストして着底させ、スローなワンピッチジャークで探るという基本パターンを反応がなくても諦めずに続けることを心がけましょう。

次に、ワンピッチジャークにジャカジャカ巻きやポーズを絡めたコンビネーションジャークや、ロッドのシャクリ幅やリーリングスピードを状況に合わせてアレンジすることを意識しましょう。経験を積んでそうしたアプローチの引き出しを増やすことで、さらなる釣果が自然とついてくるはずです。

バイトはあるのにフックアップさせられない、ファイト中にハリ外れでバラしてしまうといったミスを低減するために、実釣時はフックポイント(ハリ先)をこまめにチェックし、甘くなっていればすぐに交換しましょう。

また、使用するタックルや状況に応じてリールのドラグ設定をこまめに調整することも大事です。

なお、ベイトの多いポイントでは青物以外にシーバス・ヒラメ・アコウなども狙うことができます。それらに有効な左右非対称タイプのジグやミノーで探り、幅広く楽しむのもいいでしょう。

ライトショアジギング 入門16
ライトショアジギング 入門17
反応をうかがうためにさまざまな形状のジグを使うのも有効です。リリーフ役として押さえておきたいのはフォール時にヒラヒラと動くタイプです。なかなか口を使わない青物の他、根魚やヒラメ・マゴチのヒットも期待できます。私がオススメするのはカルティバ撃投ジグレベルです。左右非対称の薄い形状によりトリッキーな動きを演出できます。

ショア青物ゲームの注意点

青物の釣果情報が流れると、必ずといっていいほどそのポイントは多数のアングラーで賑わいます。比較的釣り人口の少ない日本海側も例外ではありません。特にアカビラやサゴシがよく釣れているときには早朝からたくさんのアングラーが横一列に並んでルアーをキャストしています。

そのような混雑時には、まず両隣のアングラーと挨拶を交わすことを心がけるとともに、キャスト時は周囲の安全確認を毎回行なって下さい。青物がヒットした際には周囲の迷惑とならないよう、ファイトに必要以上の時間をかけないようにしましょう。また、釣り座が確保できないほど混雑しているなら無理をせず、そのポイントでの釣りは諦めて出直すのが賢明です。

また、冬場はどこのエリアも荒れ気味の天候となりがちですが、特に日本海側は天候が急変することが多いので十分に気をつけて下さい。青物ゲームに限らず、何をおいても自身の身を守ることが最優先です。天候が荒れ出したと感じたらすみやかに撤収しましょう。

なお、天候やポイントの足場にかかわらず、必ずライフジャケットを着用し、安全にゲームを楽しんで下さい。

ライトショアジギング 入門18
群れで回遊しているため1匹釣れた後もチャンスは続行中です。取り込み後はすみやかにフックをはずし、連発を期待してキャストを再開しましょう。時合をいかに手返しよく釣るかが数釣りの秘訣です。

(海のルアーの遊び方3より)

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