VS青物  トップゲームのヒット率を高める実践的手法|【南紀沿岸警備隊 vol.3】

ショア青物 トップゲーム1

トップで青物を狙う際に課題となるのがミスバイトを軽減するということ。今回はその点について私が注意していることを紹介しましょう…

Text & Photo 関口 剛

青物のトップゲームの課題

気候も春めいて南紀白浜では引き続きショアからメジロ~ハマチが釣れていますが、釣果に冬ほどの勢いがなくなってきました。青物の群れはベイトを追いかけて北上し、居残り組をポツポツと拾う釣りにかわってきたように思います。その中では数少ないバイトを的確に拾い、ヒットに繋げるということが課題となります。

私自身、トップ系のルアーをメインに使っていますが、ルアーの性質上、どうしてもミスバイトが多くなります。そして、これをいかに克服するかがトップゲームの重要課題といえるでしょう。今回はその点について私が注意、実践していることを紹介したいと思います。

ショア青物 トップゲーム2
冬場に好調だった南紀白浜エリアですが、現在はそれも少し落ち着きました。ただ、今後は産卵を控えてウェートが乗ったメジロが釣りやすくなります(写真は三段壁)。

ケース別対処法

ケース1・バイトはあるがヒットに至らない

ルアーの周辺で水柱が上がるものの、どうしてもヒットに持ち込めない…。これは青物がリアクション的に反応しているのですが、ルアーがベイトのサイズよりも明らかに大きいため、フックアップにまで至らないと考えられます。

経験上、このような場合はルアーサイズを小さくするのが得策です。ベイトサイズに近づけることで躊躇なく食ってくるのか、ルアーもしくはフックが小さくなることで魚の吸い込みが弱くてもハリ掛かりしやすくなるのかは分かりませんが、いずれにしても効果的だと感じています。

ケース2・ルアーの操作ミス

これは「①人為的なミス」と「②風や波などの影響でルアーを思い通りに操作できない」という2つのケースに分けて考えていきましょう。

①は合わせのタイミングが早い、ルアーの動きが速くて魚が追いつけない、アクションのリズムが魚の捕食タイミングと合っていない、などがあげられます。いずれにしてもより高い意識でルアーを操作し、魚と呼吸を合わせられるように経験を積む必要があります。

合わせについては魚が水面を割ってバイトしてきてもそれまで通りのリズムでアクションを続け、ロッドに完全に重みが乗ってから合わせるように心がければいいでしょう。

アクションに関してはリーリングやポッピングのスピードに変化をつけたり、ポッピングからジャーキングに移行するタイミングに注意を払うなど、細かい部分に目を向けて魚の反応をうかがって下さい。

②については私自身、強い北西風が吹く冬の悪天候時に青物を狙うことが多く、これを克服することが釣果に直結すると感じています。そして、そのときの状況と場所で自由自在に動かせるルアーこそがヒットルアーとなります。

具体的には、まず単純にルアーサイズを大きくすることで波風の影響を受けにくくなります。さらにシルエットが大きくなることでラフコンディションの中でも青物により強くアピールすることができます。

続いてルアーアクションについては、できるだけ波の谷間で動かすことが重要。波の頭を越え、谷間に入っているときにアクションさせます。波のタイミングとルアー操作のタイミングが合えばミスダイブが減り、ミスバイトの軽減にも繋がります。また、波に対して平行にキャストすることで波の影響を少なくできるので覚えておいて下さい。

余談ですが、ラフコンディション下でアピール度の高いアクションとして、大きなポッピングやダイビングがあげられます。これはみなさん実践されていることでしょう。そして、それ以外に私が有効だと感じているのはロングジャークです。

イメージとしては水中で白泡の軌道を描いて線でアピールし、魚がルアーを見失わないようにするというもの。あくまでも個人的に有効性を感じているだけなので確証はありませんが、機会があれば一度試してみて下さい。


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