エギング・釣果のキーワードはシャローとシモリ|【feel the nature!! vol.1】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

エギング・釣果のキーワードはシャローとシモリ|【feel the nature!! vol.1】

予想以上にタフな展開に…

水深2~3㍍ほどのシャローでシモリが点在する場所を見つけてはチェック。そんなランガンスタイルで攻めの釣りを展開します。すると2個所めに立ち寄ったポイントでサイズは期待できないもののイカパンチが!! すかさずフォローを入れましたが、再びアタリが出ることはありませんでした。ちなみに私個人の印象ですが、最近のアオリイカはアタリがあって乗らなかった場合、フォローを入れて食わせのタイミングを取っても再度アタッてくることはほとんどないと感じています。

さて、話を実釣の模様に戻すと、イカパンチがあったときに自分の釣り方とポイント選択が間違えていないことを確信。引き続き「シャロー」と「シモリ」という2つの要素が揃うポイントをランガンで撃っていくことに。すると次のポイントでもイカパンチがありましたが抱かせきれず、このあたりから「あと1パイ…」という気持ちが出てきて余裕がなくなってきました。

同時に海況にも変化が…。それまで適度な濁りが入っていたのがきれいな澄み潮にかわっていき、見えていたベイトフィッシュもいなくなってしまいました。その中で諦めずにランガンを続けましたが、帰着時間の14時までに3バイめのアオリイカを釣ることができず、今回は2ハイで終了となりました。

エギング ポイント6
濁りが取れて澄み潮に。ベイトの気配もなくなり苦戦を余儀なくされました。

ヒットパターンを検証

この日の参加者は31人でウエインが11人。検量の結果、私の成績は2ハイで1035㌘でした。上位5名までのお立ち台は諦めていましたが、予想以上に厳しい状況だったようで何と3位に入賞することができました。ちなみに、上位5名のうち4名が串本より東側のポイントで釣果を上げていました。

エギング ポイント7
思いがけず3位に入賞。参加者は一様に苦戦を強いられたようです。

この日のアオリイカを攻略するうえでキーワードとなったシャローとシモリですが、後日、これが継続的に通用するパターンかどうかを検証するために釣行。そして、似たようなシチュエーションのポイントを捜して竿を出すと、数投で800㌘クラスのアオリイカをキャッチ!! しばらくはこのパターンで楽しい釣りができそうです。

エギング ポイント8
エギング ポイント9
日を改めての検証釣行で狙い通りにキャッチ。再現性のあるパターンであることが証明されました。

使用タックル

【ロッド】
ARES・DREAMS 夢墨 TORZITE DRYT-806ML
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【リール】
シマノ・ステラC3000SDH
※2019年モデルのメーカー商品ページはコチラ

【ライン】
HOT’S×MOMOI・SLOW STYLE SSV-X8 0.4号

【リーダー】
Ligare・SENGA1.75号
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【餌木】
デュエル・EZ-Qキャスト
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【中野寛成・プロフィール】

エギングやアジング、メバリングに精通するアングラー。メインに楽しむエギングでは積極的にトーナメントに参戦するなど、日々腕を磨いている。一方で普段の釣行では「リリースあっても外道なし。笑顔で帰る」をモットーに、魚種を問わずにそのフィールドにいるターゲットと向き合う。また、さまざまな観点から海や自然を取り巻く問題について考えるエギンガーズミーティングの実行委員として、自然との触れ合いの楽しさ、大切さを後世に伝えていく活動にも尽力している。

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