警備隊の南紀青物攻略法 |【南紀沿岸警備隊 vol.1】

ショア青物ゲーム 南紀1

南紀エリアにおける冬のショア青物攻略でカギとなるのが北西風。特に強風が吹き荒れればブリ族やヒラマサが磯回りに集まり、果敢に餌を追う状況となるのでエキサイティングなゲームが楽しめます

Text & Photo 関口 剛

 

今回は私のホームである南紀エリアのショア青物攻略法について、その一部を紹介したいと思います。私自身、数年前までは年間の釣行日数は200日を越えていましたが、現在はかなり減ってしまいました。ただ、長年ショア青物ゲームを続けてきた中でフィールドや魚からから学んだノウハウなので参考にしていただければ幸いです。

強風下での青物ゲーム

私の場合、晩秋あたりから前線の通過により北西風が吹き出すと、青物を狙って南紀・白浜周辺の磯へと通い出します。シーズン的に餌の上物師とポイントがバッティングすることも多いですが、北西風がキーポイントとなります。

というのも、風速6㍍を越えると風波と暴風により特に餌釣りは成立しにくくなるため、磯は貸し切り状態。しかも、青物も磯に寄り出すのでルアーアングラーにとっては独壇場です(もちろん安全面には細心の注意が必要ですが…)。最近はSNSなどでリアルタイムの情報が入手できますが、富田川河口で青物の釣果情報があり、そこへ強風が絡めば釣れたも同然。河口にいる青物が悪天候により磯回りに移動してくるのです。

南紀・白浜といえば北から千畳敷、大崎、ジョウモン、シオフキ、シシハイなどの地磯が続きますが、その日の風速と風向きによってベストなポイントを選択。風が強過ぎて釣りにならないようなら少しずつ南下して竿出し可能な場所を捜します。

  • 大崎

ポッパーをメインに使用

暴風下での釣りとなるため、ルアーは大きくて水噛みのよいポッパーを中心に、フォローとしてミノーを使用。流行りのダイビングペンシルを使うとラインが風に煽られて水面を滑走するのであまり用いません。

ポッパーは140~230㍉で、水面で直立するタイプを使用。バス釣りでいうところのサーチベイト的な存在です。風波の中、激しくスプラッシュさせて青物にアピールしながら、ややスロー気味にリトリーブして食わせのタイミングを演出。これで食い気のある青物は堪らずバイトしてきます。

3種類のルアーで状況に対応

キャストポイントとしては変化のある場所が目安となります。岬の先端、ワンド、瀬など、事前釣行でポイントをきっちりとチェックし、状況を把握しておいて下さい。

実釣はルアーをキャストして着水点がわずかに分かる程度の明るさになってからスタート。運がよければ開始早々から青物が入れ食いということも多々あります。

ポッパーに反応があるのに乗り切らないというときはフォローベイトとしてミノーを投入。サラシの払い出し周辺を中心に探ります。この場合、速巻きやジャークなどではなく、スローリトリーブで十分に食ってきます。

ただ、ミノーはルアーウェートが軽いので広範囲をサーチすることができません。そして、離れた場所をチェックする際に活躍するのがジグミノーです。遠投後、水面直下をスピーディーに泳がせたり、スキッピングで攻めるとさらなる釣果が期待できます。

ショア青物ゲーム 南紀3
まずはポッパーで青物の回遊状況をチェック。食わせきれないようならミノー、さらに離れたポイントを狙う場合はジグミノーといったローテーションを軸としています。

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