美味な魚にロックオン!! ショア・ハガツオゲームのノウハウ|【F.R.E.A.M vol.2】
ヒントを得て選んだルアーは…
夜明けの時間帯にアプローチをスタート。まずは15㌢のポッパーをキャストしてポッピングで広範囲を探っていると、ポイント一帯でボイルが発生した。ときおり水面から飛び出す魚の姿は本命のハガツオだ。サイズは60㌢以上ありそうだった。
そして、間もなく釣友にヒット!! PE2.5号のタックルだったので少し魚に走られたが、無事にキャッチしたのは60㌢クラスのハガツオ。上々の滑り出しである。
その後も単発でボイルがあるものの、ポッパーへの反応がイマイチなので19㌢のダイビングペンシルに変更。15分ほど表層を探ったが1度水面を割っただけでミスバイト。何かが違うようだ。
ふと足もとを見ると、磯場に数匹のキビナゴが転がっていた。釣友のヒットルアーが14㌢のシンキングペンシルだったこともあり、17㌢のフローティングミノーに変更して、反応をうかがうことにした。
すると結果はすぐに出た。ディープエリア付近の潮目内でスローなジャークを繰り返していると「ゴンッ!!」とルアーをひったくられた。反転してからのダッシュが速く、その後は直線的に走った。間違いなくハガツオである。この時期のハガツオは魚体も大きく、初夏とは比べものにならないほど引きが強い。そんな強引を楽しんで無事に本命をキャッチした。
ここでいったん釣りを中断して魚を処理することに。今回の目的は「おいしく持ち帰って最高の状態で食すこと」である。
まずは速やかに魚をタイドプールへ移す。ハガツオは身が柔らかいため、磯の上で暴れさせるとすぐに身が割れてしまうからだ。その後は手際よく脳天締め、血抜き、神経抜きを施し、しっかりと血を抜いたところで釣りを再開する。
ハガツオの回遊は短く、5分ほどで去っていくことが多い。本来ならすぐにキャストを再開したいところだが、そこはグッと堪えて貴重な釣果をできるだけおいしくいただくために処理に時間を割く。そのため、単独よりも同行者がいる方がよい。釣れた方が魚の処理をしている間に、もう1人がルアーをキャストして群れを足止めできるからだ。
さて、再開後もハガツオはミノーに好反応を示し、2~3投に1回はバイトがあった。そんな中、再びひったくるようなアタリでヒットに持ち込んだが、残念ながらファーストランでフックオフ。以降は群れが離れてしまったのか、まったくアタリがなくなってしまった。
ベイトからヒットパターンを把握
ここで先ほど釣ったハガツオのエラとワタを取り除くために休憩を取ることに。ついでに胃の内容物をチェックすると、たくさんのキビナゴが確認できた。日の入りから30分ほどで釣れたハガツオだが、これを見ると朝まづめの限られた時間内でアグレッシブに餌を捕食していたことがうかがえる。いずれせよこの日はキビナゴパターンであることを確信。ポッパーやペンシルには反応がわるく、ミノーやシンキングペンシルを水面直下で引くとバイトがあったのはこのためだろう。
私の場合、休憩時にベイトをチェックすることが多い。経験上、キビナゴを捕食しているときはミノー、カマスやトビウオならペンシル、アジならジグに反応がよいように感じている。また、朝イチにポッパーで釣れるときは胃に何も入ってないことも多い。この場合は特定のベイトを追っているのではなく、ボイル音に似たポッパーに興奮してリアクション的に口を使っているのではないかと考えている。
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