【青物ジギング】ジグのポテンシャルを最大限に引き出す方法
基本的な調整法
パイロットジグを170㌘に設定すると、下限値は130㌘、上限値は200㌘程度となるだろう。
軽いジグのメリットとしては、引き重りが軽くて少ない力でジグを動かすことができ、体力的にもラクであること。デメリットは、潮が速い場合は流され過ぎてしまい、水深以上にラインが出てジグにうまく力が伝わらないことである。
一方、重いジグのメリットは底が取りやすく、ラインに角度がつきにくくてジグとの距離が最短になるためアクションさせやすいこと。デメリットはベイトのサイズに合っていない場合があったり、体力的にツラい点があげられる。
ウェートを調整するタイミングとしては1日の釣りの中でも、時間帯やポイントによって条件や海況がかわる。それに合わせて最も動かしやすいウェートをセレクトし、臨機応変に対応する必要がある。
私自身は底が取れるかどうかよりも、動かしやすさを優先している。底取りに関してはラインの号数を落とすなどして対応すればいいだろう。さらに抵抗物となるリヤフックを外したり、強度のある小型のスプリットリングなどを使用するのもおすすめだ。
食わせのアクション
速巻き5回+ワンピッチジャーク1回+ワンピッチジャーク3回が基本。 [spacer]速巻き時のスピード考
ベイトの泳ぐ速度に合わせるのが基本。たとえば、イワシの泳ぐ速度は時速4~5㌔ほどなので1秒で1.3㍍ほど進むことになる。追われているベイトはその倍ほどのスピードで泳ぐと仮定し、ハンドル1回転の巻き取り量が1㍍の場合は1秒で5回転のリーリングスピードを基準としてベイトの逃げる速度に合わせている。もちろん、状況に応じてスピードや追わせる距離を調整してベストパターンを捜し当てたい。
潮が効き過ぎているときは?
潮流が速くてジャーク時の抜けがわるいときは、フォールでジグを動かすことを意識したい。ジャーク後に素早く竿を下げ、糸フケを作ってアクションさせている。
流れが速いとあっという間にジグが遠くまで流されてジャークの力が伝わりにくくなる。面倒でもこまめに回収して打ち直すようにしたい。
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