ビギナー必見!!【青物ジギング】ジグウェート調整ガイダンス
具体的な調整法
前述のように180~300㌘の範囲で状況によって使い分けていく。ジグを重くすれば狙いのレンジにアプローチしやすくなるが、引き重りが大きくて体力的にツラい。ただ、極端に重いとラインが立ってバーチカル気味になるので青物の回遊レンジで長くアピールすることは難しくなる。
また、軽いジグのメリットとしては引き重りが小さくてラクにシャクれて回遊レンジを長く攻められること。デメリットは着底が判断しづらくなり、ジグが上ずってタナがボケてしまうことが考えられる。
釣り始めの段階での調整幅は使用しているジグの上下2割程度にしている。200㌘のジグを使用しているときは160~240㌘で調整するといった具合だ。この幅でこまめに調整していけば、より早く適切なジグウェートにたどり着けるはずだ。そこからはジグウェートの1割程度の幅で微調整すればOKだ。
とりあえず確実に底取りができるウェートを選んで投入。まずはジグが着底したときに出ているラインの量に対し、1/4~1/3程度まで誘い上げて再び底を取る。これを繰り返すわけだが、当然ラインが徐々に出て釣りづらくなる。ライン角度が60度以上になれば回収して打ち直しとなるが、この回収までに何回底を取れたかがウェート調整の目安となる。
底を取り直してもラインがさほど斜めにならない(45度以下)ようなら少し軽くし、底取り2回でライン角度が60度以上になるようなら重くすればいいだろう。最低でも3~4回で、7~10回ほど誘えればベストだろう。
[spacer]アクション考察
ロッドは少し強めがよさそうに思えるかもしれないが、オーバーパワーのロッドは疲れやすいのでおすすめしない。ライトなロッドでも、ラインが斜めになるのでバット部分でアクションをつけるとちょうどよくなる。 また、常に船がジグを引っ張っていることを考慮し、バーチカルに比べてゆったりとしたアクションを心がけたい。それだけでも十分にジグは動いているはずだ。
とはいえ、投入直後と何度か底取りをしたときではラインの距離が倍ほど違うこともある。距離が遠いほど潮流によって糸フケができやすいので少しだけ強めのアクションにすればいいだろう。
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