【UNCHAIN SKILL act.6】豆アジング・フグとサバの猛攻を避けるには?《前編》

豆アジング 高水温期1

豆アジングで課題となるのがフグなどの猛攻をいかにかわすかということ。その具体的な方法はいろいろとあるが、ここに注目することでゲーム性が増し、スキルアップの要素も含めて釣りがいっそう楽しくなることは間違いない!!

Text & Photo 安田英治

私のホームグランド、鳥羽・志摩・南伊勢エリアにおいて夏~初冬(高水温期)の豆アジングのテーマは「フグとサバの猛攻をいかに避けるか?」に尽きる。ベイトの気配が濃い1級ポイントやサビキ釣り師がこまめにオキアミを撒くような釣り場ではサバのナブラが出ていることも少なくなく、煌々と明るい照明下はフグの特等席で100匹以上群れていることも。これはそれだけ好条件が揃っているという証しでもあり、そこから逃げて移動してもこの時期の志摩エリアに関しては大差なく堂々巡りとなる。

確かに何らかの魚信を得られるのは五目釣りの観点からシンプルに楽しいし、難攻不落のフグを狙って掛けるのもおもしろい。また、同サイズのアジと比べて圧倒的なパワーを誇るサバの引きも捨てがたい。しかし、ただ漠然と釣っていてもスキルアップは望めないし、すぐに飽きてしまう。そこで、今回は「フグとサバを避けた豆アジング」をテーマに設定し、実釣に基づいたレポートをお伝えしたい。

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サバと豆アジ、フグと豆アジの違い

 

「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」とは孫子の有名な言葉だが、釣りもまた然り。アジングの経験値をそれなりに積まれたアングラーも、各々の特徴を理解したこの時期特有の対サバ・フグのアプローチが実践できなければ釣りが成立しない。「釣っても釣ってもサバしかいない」「フグばかりでワームがいくらあっても足りない」となるのが必定だ。

サバの特徴としては豆アジと比べて捕食回遊性が強いことと、圧倒的な遊泳力があげられる。つまり餌が豊富なところにはサバがいて、そこにアプローチしてもワームをインターセプト(横取り)されることになる。遊泳力に関してはジェット戦闘機とセスナ機ぐらいに差があるといえる。

一方、フグの特徴としては「飽くなき闘争心=餌への執着心」があげられる。アジングでわずかなアタリを掛けにいくと、スッポ抜けやそれに再度バイトしてくる追い食いパターンが存在する。しかし、アジの場合は同一個体がバイトしてくるのではなく、周囲に居合わせた別の個体がリアクションバイトしているに過ぎないと考えている。対してフグは日中を含めたサイトフィッシングで検証した結果、同一個体が何度もアタックしてくる。それがジグヘッドからワームがなくなるまで続くといった具合だ。しかも、ワームを見つけると5㍍ぐらい離れていても猛チェイスしてくる。

以上のことからも、それぞれの特徴を踏まえたアプローチが不可欠となる。

豆アジング 高水温期2

ある意味で豆アジよりも強い他魚の猛攻をいかにかわすか? その点を追求することでゲーム性がいっそう高くなる。


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