【ショアマダイ】“狙って釣る”戦略&テクを大公開!!《前編》
シーズナルパターン
メタルジグでマダイ狙いが楽しめるシーズンは大きく分けて2つある。まずは春の乗っ込み期。瀬戸内では3~6月前半までがシーズンとなり、主にイカナゴについた個体を狙うことになる。その後、6月後半からは釣果が下火になり、チャリコサイズがメインになる。
そして、盆明けごろからはいわゆるイワシつきのマダイと呼ばれる回遊性の高い良型が狙えるシーズンが開幕する。マレにミミイカがベイトになることもあるが、メインは10㌢前後のカタクチイワシ。ベイトの動向にもよるが、およそ初冬まで楽しめるだろう。
この2シーズンは小魚系のベイトに依存する傾向が強く、メタルジグへの反応がすこぶるよいのが特徴だ。ベイトの接岸状況によっては驚くほど浅場まで差してくることもあるため、ショアマダイにチャレンジするには絶好のタイミングといえるだろう。
急潮流ポイントに注目!!
急潮流エリアはマダイの魚影が濃く、好ポイントであることは間違いない。そして、そのようなポイントでは流れの強さで20~30㌘前後のジグをドリフトさせることができる。ライトゲームの観点で考えるとこのメリットはかなり大きい。ヘビーウェートといえるそのクラスのジグなら遠投がきくうえに、沖めのポイントをナチュラルかつリニアな操作で探ることができるからだ。これによりアプローチの範囲が格段に広がる。
ただし、当て潮ではドリフトさせることができないので、横方向(もしくは斜め)の流れになるように釣り座やエリアを選択することも重要となる。
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