【漢磯紫流儀 vol.1】ロックショアアングラーに必要な眼とは? | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 4

【漢磯紫流儀 vol.1】ロックショアアングラーに必要な眼とは?

アングラーとしての洞察力を磨く

ロックショアゲームを長年楽しんでいると、自然は本当にさまざまな顔を見せるということを実感する。それはそこにはたくさんの生物が生存し、海そのものが生きているからである。

朝から何の反応もなく、潮の変化なども見つけられない…。そのようなことは日常茶飯事だ。その中で自分が立っているポイントは過去にどれほどの実績があるのか? その日の潮回りや天候変化などを踏まえ、状況が一変する要素があるのか?  そういったことをしっかりと整理して考え、可能性があるなら粘り抜くのも一手である。沖磯で船長から瀬替わりを提案された場合などはそれらの要素を総合的に判断して決める。

それが吉と出るか凶と出るかは分からないが、そのときの判断と結果をしっかりと受け止め、アングラーとしての洞察力を磨くべきではないだろうか。たとえ読みがハズれてもそこには必ず理由がある。それを自分なりに分析すれば、次回からは補正することができるはずだ。

だから、釣れないことをマイナスにとらえる必要はない。結果的にノーフィッシュだったとしても、それが未来の大釣りに繋がると考える。私はそうして1つ1つ積み重ねていき、自分の釣りに深みを増していきたいと考えている。

狙いの魚を攻略する上で攻め方は自由だし、それがセオリーからハズれていても構わない。好きな釣りを楽しむ中で仲間が増え、自分が納得できるよい釣りができれば最高である。

ロックショア ヒラスズキ&青物6

自然に対する洞察力を磨くのがロックショアゲームの醍醐味。じっくりと泥臭く楽しんでほしい。


【赤木光広・プロフィール】

激戦区の紀伊半島で磨いたテクニックと理論を武器に、ヒラスズキをはじめ、青物・マルスズキなどを求めて各地の磯で積極的に竿を出し、飽くなき探究心で進化を続ける熱血漢。結果よりプロセス重視の釣りを心がけている。


【磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて】
【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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